18歳ヘンダーソンが首位発進 宮里藍5打差20位
2016年 KPMG女子PGA選手権
期間:06/09〜06/12 場所:サハリーCC(ワシントン州)
「80点くらいの満足度」宮里藍、欲を抑えたパットで1オーバー発進
米国女子メジャー「KPMG女子PGA選手権」の初日、宮里藍は3バーディ、2ボギー1ダブルボギーで回って1オーバー「72」。首位のブルック・ヘンダーソン(カナダ)と5打差の20位発進とした。
最低気温は9度。肌寒い中で迎えた初日だったが、宮里はスタート直後の11番(パー5)でバーディを先行させると、第2打でユーティリティを持たされる場面が多い中、しぶとくパーを重ねて前半を1アンダーで折り返した。後半は4番以降の4ホールで4ストロークを落としたが、3番、8番と2つのバーディを奪って「38」(2オーバー)。傷口を最小限にとどめた。
<< 下に続く >>
「コースへの警戒心もありつつ、自分のショットはしっかり打っていくというメリハリもあった。セッティングも難しいし、イーブンを目指してやっていたので、自分の内容には80点くらいの満足度がある」と宮里。
終盤8番で3mのバーディパットを沈め「ダボの後だったし、2オーバーで上がるのと、1オーバーで上がるのは全然違う。良いバーディだった」と笑顔を見せた。それでも、今週はパッティングで欲を抑える戦いを続けているという。
「今週はコースが難しいので、チャンスになるとどうしても力みがちになる。それでストロークがおろそかになるよりも、2mでも2パットで良ければいいという気持ちでやれている」
初日を「規律を守ってプレーしていた」と振り返った宮里。「それを、どこまでキープできるか」と明日を見据えた。(ワシントン州サマミッシュ/今岡涼太)
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!