主催者推薦のありがたみを感じながら…宮里藍はプロアマ戦をラウンドした

タイ・パタヤにあるサイアムCCオールドコースで明日から開幕する「ホンダLPGAタイランド」に出場する宮里藍が、この日プロアマ戦に参加。推薦を出してくれたスポンサーの方々との和気あいあいとしたラウンドでは、終始笑いが絶えなかった。

「すごくありがたい。良いコース、上位選手しか出られない大会で、自分の状態を試すチャンスを貰えたのは大きい。これから3週間オフになるのと、この試合を踏まえてアメリカに戻るのは大きく違う」。昨季はトップ10に一度も入れないまま賞金ランク86位に終わり、今季は賞金シードによる参戦ではない。出場の喜びをかみしめていた。

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今大会のプロアマは、プロは9ホールで交代して、アマチュアは18ホールをラウンドする。つまり、各アマチュアは2人のプロと9ホールずつをラウンドできる仕組みとなっている。「選手にとっても、アマチュアの皆さんにとっても良いと思う。アマチュアの人も最初は緊張疲れしちゃうことがあるけど、それが途中でリセットされる。プロはプロで多くの人数が回れるので、逆に練習ラウンドが混むこともない」とは宮里の弁だ。

ホンダといえば、今年から7年ぶりに自動車レースのフォーミュラ1（F1）に復帰することでも注目を集めている。「あ、そうだったんですね」と宮里にとっては馴染みのない世界だが、ドライバーのジェンソン・バトンのことは知っていた。「道端ジェシカと結婚した人ですよね？ そういうのは知っているんです（笑）」。11時28分に昨年大会優勝のアンナ・ノルドクビスト（スウェーデン）、ポーラ・クリーマーとの注目組でスタートする。 （タイ・チョンブリ／今岡涼太）