初日は降雨サスペンデッド 藍が暫定65位、美香、上原、横峯は完走できず
2015年 ピュアシルク バハマ LPGAクラシック
期間:02/05〜02/08 場所:オーシャンクラブゴルフコース(バハマ)
宮里藍は大雨を前に18ホール完走 “宝くじ”当たった?
米国女子ツアー「ピュアシルク バハマ LPGAクラシック」が5日(木)、バハマにあるオーシャンクラブGCで開幕。午後2時40分過ぎにコースを襲った大雨によりゲームはサスペンデッドとなる中、午前スタートの宮里藍は18ホールを無事に完走。3バーディ3ボギー「73」(パー73)、イーブンパーの暫定65位タイで初日を終えた。
前週の開幕戦最終日に乱れたショットは、トップで手首を軟らかく使う修正が「すごく上手くいった」と完全復調。序盤の1番、2番と2.5mにつけるチャンスを演出し、バーディパットは惜しくもカップを逸れたが、続く3番(パー3)ではピンそば80cmに絡めてバーディを先行させた。
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しかし、この日は「朝から左に出る感覚が少しあった」というグリーン上で苦戦。5番、6番と1mもないパーパットを連続で外し、前半だけで17パットを叩いた。後半は「上がり4ホールくらいは上手く打てた」と15番、最終18番と2バーディを奪い、何とかイーブンパーに戻した。ショットが切れていただけに、「2アンダーは出せた内容だった」と言葉に悔いを響かせた。
この日は午後組の60人全員がホールアウトできず、午前組が恵まれる形になったが、「その代わり、(午後スタートの)明日は風が吹くだろうし、長い1日になると思う」と苦笑い。その言葉通り、明日の午後組は日没を気にかけながらのプレーになりそうだ。
開幕前には「朝に強い風が吹くこともあるし、ここは早い時間と遅い時間、どっちがいいのか分からない。宝くじみたいなものだと思う」と話していたカリブ海リゾートでの一戦。宮里が引いた“くじ”はどちらに転ぶのか。ちなみに、明日以降は最終日まで晴れが続く予報で、少なくとも大雨の心配はいらない見込みだ。(バハマ国ナッソー/塚田達也)