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最終18番で無念 横峯と上原はプレーオフ進出に1打届かず

2014/11/09 18:53

終わってみれば首位と1打差に12人が並ぶ大混戦となった「ミズノクラシック」最終日。横峯さくら上原彩子はそろってプレーオフに1打届かない通算10アンダーの4位に終わり、悔しさをにじませた。

首位と4打差から出た横峯は、17番で1.5mを沈めこの日6つ目のバーディ奪取。首位に1打差まで迫って迎えた最終18番では、2打目をピン左手前のカラーに運んだ。カップまでは約10m。狙いすましてパターで打った3打目だが、カップに蹴られて万事休す。横峯はがっくりと腰を落とした。

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「あれが入っていたら、私は持っているなぁと思ったんですけどね(苦笑)」。米ツアー挑戦へファイナルQTの受験を決めている横峯は、開幕前から“優勝狙い”を宣言して一発シードを狙っていた。だが、今週はグリーン上で苦しんだ。「ラインが読めない(苦笑)。なので、キャディのジョンの言うとおりに打っていた」。

気持ち的にも追い込んでいた。「私としては逃げたい気持ちが強かったけど、主人はもっともっとプレッシャーを掛けていこうと。スタート前から緊張していたけど、良いプレーができたし、頑張ったかなと思う」。悔しさと充実感を胸に、伊勢志摩をあとにした。

一方、上原は通算11アンダーの首位タイで18番を迎えていた。だが、ティショットを左サイドのラフに入れると、「ライも悪いし、球が上がらない」とグリーンエッジまで180yの2打目に4Wを諦めて、距離的には届かない5Wでパーを狙った。だが、残り30yのアプローチを5mショートして痛恨のボギーフィニッシュ。

「あれをショートしていたら悲しい――。アプローチが全然ダメだった」。それでも、今季初のトップ10フィニッシュで賞金34379ドルを加算し、米ツアー賞金ランキングは62位に浮上した。年明けのアジアシリーズ出場が濃厚となる60位以内を視野にとらえ、「(2週間後の米ツアー最終戦)CMEへ弾みをつけたい」と前を向いた。(三重県志摩市/今岡涼太)

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2014年 ミズノクラシック



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