全米女子オープンに登場の11歳 素顔の爆笑会見
2014年 全米女子オープン
期間:06/19〜06/22 場所:パインハーストNO.2(ノースカロライナ州)
11歳アマのリー「せっかくのUSオープン」
2014/06/20 12:58
注目の11歳アマチュアは、“期待”を裏切らなかった。ノースカロライナ州のパインハーストNo.2で開幕した海外女子メジャー「全米女子オープン」初日。地区予選会を史上最年少で通過して本戦出場にこぎつけたルーシー・リーは「78」でホールアウト。8オーバーの暫定111位タイで初日を終えたが、ファンの視線を釘付けにした。
カラフルなウエアに身を包んできた練習日を経て、この日まとった勝負服は、星条旗が大胆にあしらわれたデザイン。「せっかくのUSオープンだから。赤も白も青も好きな色」と、あっけらかんと言った。
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「最初のホールでちょっとだけ。でもそんなに緊張しなかった」というラウンドは、2バーディ、3ボギー、2ダブルボギー、1トリプルボギーという内容。決勝ラウンド進出には遠い存在となったが「8オーバーはそんなに悪くないけれど、3ホールで7オーバー(2ダボ、1トリプル)だったことを忘れないで。15ホールは1オーバーで、13ホールはパーだったんだから!」。バーディなど好プレーに、他選手より多くの声援が飛んだのは当然とも言うべきこと。試合後も大人たちにサインを求められ、ペンをさらさらと走らせた。
出遅れはしたが「明日はもっと楽しみたい。ベストを尽くしたい」と意欲は十分。このまま、おいそれとスコアで引き下がるわけにもいかない。「厳しい日だったけれど、なんとか耐えられたと思う」。11歳の目から、自信の火が消えることは無い。たっぷり時間のある今日の午後。これから、いったい何するの?「アイスクリーム、もうちょっと食べたいな」(ノースカロライナ州パインハースト/桂川洋一)