【スーパースロー】宮里藍のドライバーショット(後方)
2014年 LPGAロッテ選手権
期間:04/16〜04/19 場所:コオリナGC(ハワイ州)
宮里藍は好機を逸し・・・今季初の予選落ち
米国ハワイ州にあるコオリナGCで開催されている、米国女子ツアー「LPGAロッテ選手権」の2日目。2オーバー40位からスタートした宮里藍は1バーディ、4ボギーの「75」と3つ落とし、通算5オーバーの78位タイ。予選通過ラインに1ストローク及ばず、今シーズン初の予選落ちを喫した。宮里が予選落ちするのは、昨年8月「全英リコー女子オープン」以来およそ8ヶ月ぶり。
比較的風が弱く、コースコンディションが良好な午前スタートから上位追撃を狙った宮里だったが、序盤から早々につまずいた。スタートホールの1番を3パットボギーで追い上げムードに水を差し、続く2番では、フェアウェイに運んだ2打目地点のボールがディボッドに入る不運もあり連続ボギー。ふと「流れが良くないし、難しい1日だな」と感じたという懸念は的中し、最後まで悪い流れを引きずった。
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「前向きに集中するようにはしていたけれど、いつもに比べて(集中力が)6割くらいだった」という宮里は、5番(パー5)で早くも3つ目のボギー。6番で1つバーディを返した後はパーセーブを重ね、予選カットライン上で粘り続けた。12番パー3ではティショットをピン奥1メートルにつける絶好のチャンスにつけたが、「風に持っていかれて右に切れた」とボールは無情にも右カップに蹴られ、「入っていれば流れが変わっていたかもしれない」と肩を落とした。
開幕戦から課題としているパットは、今週も数字だけを見れば初日33パット、2日目34パットと低迷中だ。「(2日目の)中盤から後半にかけてはすごく良かった。もうちょっと、という感じ」と手に残る感触は悪くない。少しずつ増している手応えを頼りに、次週カリフォルニアで開催される新規大会「スウィンギングスカートLPGAクラシック」で仕切り直しを図る。
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