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米女子ツアーQスクール・フロリダ1次予選

アリー・ソンは、期待通り「あっ」という間にプロの生活に馴染み始めている。

米女子ツアー・コミッショナーのタイ・ボータウは、ソンが受験に足りる技術と人柄があると判断し、規定年齢を下回る17歳であるにも関わらず特例でQスクール(クオファイングスクール)受験を認めた。その9日後となる8月29日、ソンはフロリダ州プランテーションゴルフ&カントリークラブで開催された米女子ツアーQスクール1次予選でS.Aジーオン及びケリー・ラジドロストと供にトップ通過を果した。

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アリー・ソン
「これは最初のステップだけど、総合的に自分のプレーに満足している。最終ステージはプレッシャーだけではなく、コースも複雑に設計されているから難しくなると思う」

上位30名の選手が、フロリダ州デイトナビーチにあるLPGAインターナショナルで10月21~24日に行われる予選最終ラウンドに駒を進めることになった。それ以外の選手は、9月17~20日にカリフォルニア州ランチョミラージュのミッションヒルズカントリークラブで開催される第1ステージの予選で復活するチャンスがある。

1日目からソンはゲームをコントロールし、70-72-68-74という結果をだした。勝敗は重要ではないのかもしれないが、ソンは最終ホールでボギーを出し、優勝できなかった事を残念に感じていたようだ。ソンの先を行くグループで回っていたジーオン及びラジドロストは順調にスコアをまとめていた。最終ラウンドでアンダーパーを出した選手は5名。両者はこの中の2名であり、71を出しトップタイとなった。

ラジドロスト
「今日ここに自信をもって臨めたことを嬉しく思う。自分のプレーをして誇れるラウンドをこなそうと強く思っていた。今日はそれが出来ると自分に証明することができた」

ジーオンとラジドロストは、4位で最終日をスタート。マクファーソンは75を出し5位タイとなり、ライトは79を出し9位タイで試合を終えた。

マクファーソン
「最後の3ホールを早く終了したかった。何もかも上手くいかず、試合に集中しようとしてもできなかった」

自信がもろくも崩れ去るQスクールの怖さ。「普段の気持ち」でこの“試験”に臨める選手などいないのかもしれない。

Golfweek

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