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「全米女子プロ選手権」プレビュー

米国女子のメジャー第2弾「全米女子プロゴルフ選手権」の練習ラウンドは雨のためのキャンセルとなった。開催コースのデュポンCCのあるデラウェア州ウィルミングトンは5月に晴天がたったの2日。6月に入ってからはまるで日本の梅雨のような状態が続いている。雨に練習のチャンスを奪われた選手達は、マスコミサービスに追われるか、またはコース外で時間を有効活用していた。

アニカ・ソレンスタム
「ここのコースでは良い成績が残せているし、メジャーの優勝経験もあります。精神的にはこのメジャーも勝てる自信はあります」

アニカの米男子ツアーコロニアル出場でスタートした、今季の女子プレーヤーが男子ツアーに出場する問題。次に米男子ツアー「グレーター・ハートフォード」出場が決まっている米国女子選手のスーザン・ウェイリーも、「LPGAティーチング&クラブプロ選手権」での優勝のおかげで「全米女子プロゴルフ選手権」出場を果たした。

スーザン・ウェイリー
「ショットは良いので、あとは精神面ですね。フェアウェイキープできて、パットも落ち着いて打てればなんとかなると思います」

ディフェンディング・チャンピオン、朴セリは昨年の優勝で堂々のメジャー4勝目。しかし生涯でのグランドスラムはまだ達成されていない。

朴セリ
「生涯でのグランドスラム達成はあまり考えないようにしています。いつかは私の番が回ってくるでしょうから」

マスコミサービスを逃れられた面々は、コース外で時間を有効活用。多くが近くの映画館に行き、また開催コースで練習ができなかったために、近場のウィルミントンCCの練習レンジに集まった。

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