宮里美香のスイングをスーパースローで見る
2012年 全英リコー女子オープン
期間:09/13〜09/16 場所:ロイヤルリバプールGC(イギリス)
美香、単独4位に「自信と悔しさがある」
追いかけた申智愛の背中は遠かった。「全英リコー女子オープン」最終日、首位に6打差の最終組で36ホール決戦に挑んだ宮里美香は、最初の18ホールはイーブンパー、残りの18ホールは「77」で通算2オーバーの4位。雨と風と長丁場というタフなコンディションに、「疲れました。足がパンパンです」と息を吐いた。
第3ラウンドの中盤は、5つのバーディを奪って通算6アンダーまでスコアを伸ばしたが、16番、17番と2ホールで3つスコアを落とし追撃はならなかった。「寒さよりも雨。わけわからない嵐もあって、中断前にダボを打ってしまった」と終盤には悪コンディションにも勢いをくじかれた。
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それでも「もっと打っている気分」と宮里は言う。「ショートゲームが良くなっているのは実感できた」と、ショットの精度が落ちてもスコアをまとめられる底力はついてきた。「(今年)最後のメジャーで結果的には単独4位ということで自信になるけど、悔しさもある。特に最後のバーディパットを決めたかった」と、次に向けてのモチベーションとなる課題もあった。
「今日のゴルフがどういう意味かじっくり考えて、また一からやり直すのか、もう一度整理して考えたい」。さらなる高みを目指し、宮里は進化を続ける。(英国ホイレイク/今岡涼太)
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