藍も解説!ザ・ロイヤルリバプールGC攻略法
2012年 全英リコー女子オープン
期間:09/13〜09/16 場所:ロイヤルリバプールGC(イギリス)
藍、「手応えが大きい」3位タイ発進に笑顔
今季の海外女子メジャー最終戦「全英リコー女子オープン」の初日、今年はオリンピックの影響で開催時期が9月となり、スタートもアウト・インの2ウェイに分けられ全体的に早い時間での進行。宮里藍は7時20分に10番ティからスタートした。
10番グリーンがクラブハウスから一番遠いところに位置し、そこから折り返して海沿いを戻ってくる。左サイドからの海風が選手を苦しめる難所だが、早い時間にここを通過することで、風の影響も最小限にとどまった。
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この日最初にスコアが動いたのは14番。6mのパットを沈めてバーディを先行させる。しかし、16番パー5で3打目をグリーン左手前のバンカーに入れると、ピンを狙うには右足をバンカーの外に出さないといけない難しい状況。宮里は、後方のフェアウェイに戻すことを選択した。そこから、1mに寄せてボギーとした宮里は「いろいろなところを見て考えたけど、ベストの選択だったと思う」と、納得のボギー。続く17番でもボギーとしたが、「頭を切り替えて打てた」と、引きずるようなことは無かった。
折り返した後半は3つのバーディを奪い、ボギーは1つ。通算1アンダーで終えた宮里は、「良いスタートだったと思います。他の選手やスコアじゃなく、自分の中でしっかりマネジメントできた手応えが大きい」と充実の笑顔。「どうやってパーを重ねていくかを考えていたけど、我慢している感じはなかった」と余力を残した初日となった。
明日は午後スタートで難しいコンディションが予想されるが、「しっかりパーをとっていくだけ。欲を出さずに1打に集中していきたい」と、落ち着いた様子で語った。(英国ホイレイク/今岡涼太)