米国女子ツアーの第11戦「ショップライトLPGAクラシック」は1日（金）からの3日間、ニュージャージー州のストックトン・シービューホテル＆GCで行われる。今大会には2年ぶりの制覇を狙う宮里藍のほか、宮里美香、上田桃子、金子絢香が出場する。

■ 宮里藍

「先週も凄くいい練習とトレーニングができて、いい休みも取れた分、凄くいいフィーリングで入れている。（コースは）グリーンが凄く柔らかい。芝の状態は凄くいいけれど。例年は凄く硬いイメージがあるが、今年は例年より（開催が）2週間くらい早い分、そうなっているのかなと思う。いいイメージはある。距離もそこまで長くないし。ただ、グリーンは大きかったり小さかったり、結構難しい。やはりショットの精度が必要になる。マッチプレーのときに、アドレスで足だけが少しオープンスタンスになりがちで、右にすっぽ抜けるショットを何回か打った。自分のフィーリングとしてはそこまで悪くないのに、『なんで右に行くんだろう？』という感覚が少しあったので。それを主に修正した。（来週はメジャーもあるし、ぐっと調子を上げていきたいところ）はい。でもまずは今週、という意識が強い。3日間だし。初日のスコアが最終日に大きく響いてくるし。どれだけいいスタートダッシュができるか。そんなにロースコアを出さなくても、目標としている3アンダー、4アンダーくらいは頑張って出したいと思っている。まずはそれをやって、来週は来週でまた別の週、来週になってから考えます（笑）」

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■ 宮里美香

「（コースの印象）去年と変わりはないかな。コンディションは凄くいいと思う。でも、ここは風が吹いたらやっぱり厳しいセカンドショットとか出てくる。あとは、やはりグリーン周り。ショートゲームが最後は気になる。ここはバーディ合戦のスコアに毎年なっているので。取れるところでしっかり取っていきたい。感触はいい。あとはいかに自信を持ってやるか。（来週はメジャーも控えている）そうですね。メジャーに向けて、という意味でも、いい感触をつかみたい」

■ 上田桃子

「（米ツアーは約1か月ぶり）いろんなことを日本で感じられた。結果が残せず、本当に自分のゴルフができず、気持ちがどうしても乗ってこなくて。昔のビデオを全部見直して。5年前くらいの、アメリカに来る前、自分が良かったときのものを。そうしたら、本当の自分の姿が見えて来た。一番明確に違ったのは、やはり気持ち。こっちに来たときは、『勝つ』という気持ちだったが、今は『勝ちたいな?』くらいの感じだった。大きなことを言える自信がなかった。口に出すことで自身にプレッシャーをかけ、頑張りたいタイプなのに、言えるだけの自信がなく迷っていた。自分は勝ちに来たんだから、もっとアグレッシブにいきたい。（コース）ロングホールは取れるホールが多いから、しっかりメリハリを持って。でも、そう、そんなのもあまり考えすぎず、ガンガン行きたい。正解はないと思うから」