ナヨンが首位!美香、猛追で3位へ浮上
2011年 セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ
期間:08/19〜08/21 場所:パンプキンリッジGC(オレゴン州)
宮里美香が単独3位で最終日へ!
オレゴン州のパンプキンリッジCCで開催中の米国女子ツアー第15戦「セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ」2日目。1オーバーの26位タイからスタートした宮里美香が5バーディ、1ボギーの「67」をマークして通算3アンダーにスコアを伸ばし、トップのチェ・ナヨン(韓国)に5打差の単独3位に急浮上した。
初日をオーバーパーで終えた宮里は、ムービングデーの反攻に成功した。6番までに1バーディ、1ボギーとすると、8番(パー5)では6メートルを沈めて通算イーブンパーに戻す。「昨日はショットが良くなかったが、今日は良くなって自分本来のゴルフができていた。午前中は風も無く、ピンポジも昨日よりはタフではなかった」。
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そして後半に入ると3メートルを沈めた10番、残り135ヤードの第2打を8番アイアンでピンそば1メートルにつけた13番でバーディ。さらに15番では残り95ヤードの第3打をピッチングウェッジで1.5メートルに寄せてきっちりパー5でバーディを奪取。最終18番では4メートルのパーパットを残したが、これをなんとか決めボギーピンチを逃れてみせた。
「満足している。欲を言えばもうちょっといけたかもとも思うが、このコースで4アンダーはいい方だと思う」。18ホールでのパット数の目標を「30」に設定していたが、この日は「26」とグリーン上での奮闘も好スコアにつながった。前回の出場試合は7月末の海外女子メジャー最終戦「全英リコー女子オープン」。実戦から2週間空き、今大会に臨むにあたって多少の不安もあったが「だんだん体が起きてきていると感じる」と言う。
トップとは5打差も、悲願の米女子ツアー初優勝へ可能性を残したまま最終日を迎える。それでも「今日すごくいいゴルフができたので、明日がとても楽しみ。ベスト10に入りたいというのはあるが、自分のゴルフに集中したい」と謙虚な姿勢。「優勝争い?自分がアグレッシブにいけたらトップも狙えると思うので、マインドコントロールをしっかりやりたい」と足元を見つめながら挑戦する。