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宮里藍の飛躍と、女王の引退/2010年米国女子ツアーレビュー
2010/12/17
ニュース
21日(火)、都内で「第43回 内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞」授賞式が行われ、米国女子ツアーで今季5勝を挙げた宮里藍が殊勲賞を受賞。宮里は賞金ランキング6位という成績を収め、6月には日本人プレーヤーでは初となる世界ランキング1位に立つなどの功績が評価されての受賞となった。
「純粋に頑張ってきたことが、これだけの評価を受けて嬉しいです」と笑顔を見せる宮里。開幕前から目標に掲げていたプレーヤー・オブ・ザ・イヤーこそ惜しくも逃す結果となったが、「簡単には獲れないからこそ設定しているし、来年も目指して頑張っていきたいと思います」と、気持を新たにしていた。
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また、同じく殊勲賞を受賞したサッカー日本代表からは、ジュビロ磐田に所属する駒野友一が出席。今年6月に開催されたワールドカップを全試合観戦して「刺激をもらっていた」という宮里は、「ちゃっかり握手をしてもらいました」と表情を崩していた。
2004年に最高新人賞を受賞した当時は「あの時は何がなんだか分からないままいただいた」という宮里だが、今年はこれまで積み上げきたものが結実し、大きな飛躍を遂げての受賞。「今年の結果を踏まえて、来年こそ勝負の1年になると思います」と表情を引き締め、来シーズンのさらなる活躍を誓っていた。