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2010年 LPGAチャンピオンシップ
期間:06/24〜06/27 場所:ローキャストヒルCC(ニューヨーク州)
有村、10ヤードの犠牲を払い窮地を打開!
初挑戦の「LPGAチャンピオンシップ」初日を、1オーバーの38位タイで終えた有村智恵。2日目は背後の予選カットライン(70位タイ)も気にかかる位置からのスタートとなったが、インの前半は「特にミスをしたわけではないがボギーが多かった」と苦戦を強いられる。
「身体が思うように動かず、ショットがブレていた」とスコアメイクに苦しみ、13、14、18番でボギー。さらに折り返し後の2番でもボギー。一時は完全に予選通過圏外となる通算5オーバーにまで落ち込み、「このままでは完全に予選落ちをしてしまう」と、土俵際まで追い込まれてしまう。
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だが、逆境に立たされたことで「気分が高まった」と振り返る有村。3番からはドライバーを3、4センチ短く持ち、曲がりを防ぐ策に出た。飛距離を10ヤードほど犠牲にするが、まずは方向性を最優先。「3番からはほとんどフェアウェイをキープでき、お陰で気持ち良く回れました」と、流れを大きく引き寄せる。
3番、4番で連続バーディを奪うと、6番、8番でもバーディを奪取。別人のようなプレーで一気に巻き返し、通算1オーバーの23位タイで予選突破を果たした。「とりあえずは予選通過できて良かったです。今日はビックリするくらい体が動かなかったので、今日はしっかりと休んで、気持ちと体をリフレッシュしたいと思います」。決勝ラウンドでのさらなる浮上に期待したいところだ。
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