思いをぶつけ合った20分間 岩井ツインズはスコア提出後すぐに反省会
◇米国女子◇ダウ選手権 3日目(13日)◇ミッドランドCC(ミシガン州)◇6301yd(パー70)
岩井明愛と岩井千怜の反省会はアテスト(スコア提出)を終えた直後に始まった。ペットボトルの水を手に、腰を下ろして20分近く話し合いが行われた。
1つのボールを交互に打ち合うフォアサム方式でプレーしたこの日は2バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「74」。トップと3打差の4位から、5打差の通算5アンダー7位に後退した。個人戦とは違い、協力してプレーを進めるペア戦は「全選手同じだと思うけれど、1人でやる時よりもプレッシャーがあった」と明愛は話す。予選2日間と比べて強く吹いた風にも「思っているより番手を下げないといけないホールが多くて難しかった」と振り返った。
ティイングエリアが前に出た5番はグリーン手前に池が構えるパー4。初日と同じく奇数ホールのティショットを担った千怜が池に入れ、明愛の3打目もピンに寄せきれずにダブルボギーを喫した。グリーンエッジの手前から13ydに切られたカップ位置に対して、フォローの風が難度を上げた。
2つのバーディは、明愛がロングパットを沈めて奪った11番(パー5)と、フェアウェイからの2打目をロフト54度のウェッジで1.5mに寄せた明愛のチャンスメークを、千怜が生かした17番。「悪いショットは各々あるから別にいい」と言う明愛に対し、千怜は「でも今日は…」と、もどかしさをにじませた。
ずっと一緒に生きてきたツインズでも、「まだ解決していないし、お互い思うところはある。それがダブルスの難しいところ」と明愛は話す。隣でうなずく千怜も「でも、他のペア選手はそんなに(胸の内を)言えないと思う」と抱えた気持ちをぶつけ合えた様子。あす最終日はホール毎にペアのベストスコアが採用されるフォアボール。「63」を出した2日目のように、力を合わせて頂点を目指す。(ミシガン州ミッドランド/石井操)