2026年 全米女子オープン presented by アライ

畑岡奈紗は「初めて」のキクユ芝を警戒 100周年のリビエラで悲願達成へ

2026年 全米女子オープン presented by アライ 事前 畑岡奈紗
畑岡奈紗は全米女子オープンに2018年から続けて出場

◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 事前(2日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇6699yd(パー71)

開場100周年のリビエラCCは今年初めて女子のトーナメントを迎えた。「記念すべき年に試合ができるのはすごくありがたいです」と話すのは、2018年から9年連続で「全米女子オープン」に出場する畑岡奈紗。キャリア通算41回目のメジャーで念願の優勝を目指す。

2026年 全米女子オープン presented by アライ 事前 畑岡奈紗
縦長のグリーンが構える10番は左サイドにバンカーと木がある

月曜日から18ホール回ってコースをチェック。「この2日間は重点的にグリーン周りを確認しました」。フェアウェイやラフには日本ではあまり見られないキクユ芝が生える。米女子ツアー10年目の畑岡でも「たぶん初めて」だという。「(ボールが)浮いているように見えて、すくっていこうとすると手前から食われてしまったり、意外にすっぽり入ってしまうところもあって、見た目によらず難しい」と不慣れな芝と格闘中。一本の葉が太く、粘り気があるため、ヘッドのコントロールが難しい。

2026年 全米女子オープン presented by アライ 事前 畑岡奈紗
グリーン上に乗ってもライン読みが難しそう

警戒すべきポイントは他にもある。「ここ何日かは思ったより風が強くて、横風が吹いたときの難しさはかなりある」。名物パー4の10番(307yd)では、ティイングエリアが前に出ても1Wは握らないつもり。「練習はしたけれど、左手前のバンカーを越えられたとしてもアンラッキーになれば(グリーン左側の)木の裏に行っちゃうかも」。右奥に伸びる縦長のグリーンをフェアウェイ左サイドから攻める作戦だ。

距離が短くても、グリーンは小さめでショットの精度が問われる。16番(パー3)のグリーンは縦幅が約22ydしかなく、「うまくパーオンさせられたらチャンスになるけど、距離が短いホールでも難しかったりする。まずはパーオンを意識していきたい」と話した。

2026年 全米女子オープン presented by アライ 事前 畑岡奈紗
メジャー前週は日本で調整した

先週は試合をスキップし、日本で再調整した。今季の女子メジャー初戦「シェブロン選手権」は予選落ちを喫し、悔しい思いを味わった。次のメジャーを前に「やっぱり“それ”を考えると、プレッシャー、緊張感と色々感じたりはする。でも、いい準備をして、何の迷いもなく試合に行くだけ。良い準備をするだけ」と、今ある課題に目を向けた。

笹生優花とのプレーオフに敗れて2位で終えた2021年(オリンピックCC)、最終日を首位から出て4位で終えた2023年(ペブルビーチGL)。あと一歩届かずに逃してきたタイトルを掴みにいく。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/石井操)

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