名物パー4の戦略は? 竹田麗央「頭を使う」難コースで昨年2位の雪辱へ
◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 事前(1日)◇リビエラCC (カリフォルニア州)◇6699yd(パー71)
約1カ月ぶりに帰国した日本は暑かった。「クローガー・クイーンシティ選手権」を終えて一時帰国した竹田麗央は、湿度の高い日本の空気を吸い、「ジメジメを感じるようになりました」。米ツアー参戦2シーズン目の今年、日本ツアー時代には感じなかった米国と日本との違いが身に染みた。
母国で束の間の休息を挟み、先週の29日(金)に米国に戻ってきた。時差ボケはしっかりと解消させ、体調は万全。開幕3日前は仲のいい小祝さくらとともにイン9ホールのコースチェックを行い、「フラットな感じで、風が吹いたらミドルホール(パー4)のセカンドショットが難しそう。グリーンはホールによってだけど芝目もあるのかなって」と警戒を口にした。今後の天候次第ではコンディションも変わりそうだが、全体的に芝質は「そんなに硬い感じはしなかった」という。
リビエラCCのシグニチャーホールの一つが307ydの10番パー4だ。かつてジャック・ニクラスが「世界最高のパー4のひとつ」と称したことでも知られる。ティイングエリアからは軽い打ち下ろしのロケーション。使用ティと風向き次第にはなってくるが、「距離は届くので、ワンオントライはできる」とにらむ。今季平均274.82ydで全体15位につける飛距離は竹田の武器のひとつ。例えグリーンに乗らずとも近くまで寄せられれば「アプローチも簡単になる」と、アグレッシブなプレーが期待できそうだ。
全米女子オープンは毎年コースを変えての開催だが、竹田は過去2大会ともにトップ10に入っている。ペンシルベニア州ランカスターCCでの2024年は9位。ウィスコンシン州エリンヒルズでの25年では、優勝のマヤ・スターク(スウェーデン)と2打差の2位と頂点が見える位置で戦った。さらに、他のメジャー4大会を含めても過去10試合で予選落ちは24年「AIG女子オープン(全英女子)」の1試合だけ。今季もメジャー初戦「シェブロン選手権」で日本勢トップタイの12位と、大舞台で強さを発揮してきた。
どの試合も綿密な準備は変わらない。ただし、「やっぱり頭を使うセッティングなのでプレーしがいはある」とツアー屈指の厳しいセッティングは望むところだ。23歳は「今シーズンはいい試合もあれば、なかなか上位に行けていない試合もあって。その中でも毎週毎週、良くなってきているかなと思う。毎試合その週のベストを尽くしてプレーできれば」と信念を見せた。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/石井操)