“アンバサダー”古江彩佳もびっくり「メジャーと言ってもいいくらい」の新会場
◇米国女子◇みずほアメリカズ・オープン 事前(6日)◇マウンテンリッジCC(ニュージャージー州)◇6735yd(パー72)
2023年創設の「みずほアメリカズ・オープン」は初回から3大会を自由の女神を望むリバティーナショナルGCで行い、今年開催会場が変わった。同じニュージャージー州でも海から離れたマウンテンリッジCCは1912年に開場した歴史あるクラブ。パインハーストNo.2などを手がけた設計家、ドナルド・ロスによってデザインされた。
24年にみずほフィナンシャルグループのブランドアンバサダーに就いた古江彩佳は、コースのタイプの違いに驚きを隠せない。「本当にガマンが必要だなと思います。“リバティー”はまだスコアが出るほう」とロースコアの争いを想定した。同会場で行われた21年「ファウンダーズカップ」はコ・ジンヨン(韓国)が通算18アンダーで優勝したが、後続に4打差をつける独走。9アンダーで6位だった。
幅はあっても傾いたフェアウェイ、広大で段差が激しいグリーン。「行って良い場所にボールを置いていかないと“すごいスコア”になる。グリーンオンできなくても、上りのチップができるようにと意識したい。しっかりパーセーブしながら、チャンスに付いたところでトライして獲っていかないと、しんどいゴルフになる」と神経をすり減らす覚悟でいる。「メジャーと言ってもいいくらいな気がします。ラフもきつい、グリーンの傾斜もきつい。それでいて速さも結構、出ている」。高台のエリアを吹き抜ける強風も開幕前からの特記事項だ。
今季の古江はすべての試合で決勝ラウンドを戦いながら、ここまでトップ10入りは開幕戦の「トーナメント・オブ・チャンピオンズ」(9位)の1回にとどまる。2週前の女子メジャー「シェブロン選手権」は薄氷を踏む予選通過で49位。「まだまだ思ったことができてない。最近はショットがピン筋に飛んでいくことが少ないなと思うので、その辺をしっかりできたら」。契約プロとしての役目も飲み込み、静かに意気込んだ。(ニュージャージー州ウェストコードウェル/桂川洋一)