2026年 JMイーグルLA選手権

「ワンチャン、池入るんじゃ…」勝みなみはドキドキパット決まって上がり3連続バーディ

2026年 JMイーグルLA選手権 2日目 勝みなみ
勝みなみは上がり3連続バーディで「69」

◇米国女子◇JMイーグルLA選手権 2日目(17日)◇エルカバレロCC (カリフォルニア州)◇6679yd(パー72)

上がり3連続バーディの派手な締めくくりは内心ドキドキだった。2連続バーディで迎えた最終9番(パー3)、横から7mほどのバーディトライを打って勝みなみは焦った。「あー、ヤバい。ワンチャン、(カップをオーバーして向こう側の)池入るんじゃ…」と最悪を覚悟するほど強く打ってしまったパッティングがカップに消えてくれた。

2026年 JMイーグルLA選手権 2日目 勝みなみ
アンラッキーも受け入れる

「もう、最高。大満足です」とニコニコのホールアウトはアンラッキーを必死に我慢し続けたご褒美でもある。2バーディ、2ボギーと一進一退で折り返した直後の2ホールは不運に見舞われた。2段グリーンの上にピンが切られた1番(パー5)は3打目勝負で奥の傾斜を使って戻すのがセオリー。同組の古江彩佳ファン・ユミン(韓国)とそろって数十ヤードのアプローチショットだったが、勝のボールだけが手前の段に転がり落ちてきた。「とりあえず、勘しかない。ボギーだったら仕方ない」と腹をくくって傾斜を駆け上がらせたパッティングのタッチが絶妙。2パットのナイスセーブで切り抜けた。

2026年 JMイーグルLA選手権 2日目 勝みなみ
我慢を続けてご褒美が来た

ピンチはこれで終わらない。続く最難関ホールの2番、好感触を残したアイアンショットはキャディと「完璧」とうなずき合うほどの一打だったが、傾斜で手前にこぼれ落ちた。「たぶん、これ(1ydに満たない)くらい」というわずかな差が明暗を分ける究極の世界。そんな中で自らの心を守るすべも心得ている。「かみ合ってくれば伸びるし、アンラッキーが続いてしまえばどんどん落ちる。そういうコースなので、自分を責めずに“なにか”のせいにして…」。1番同様、ボギーも受け入れる覚悟で打ったアプローチをしっかり寄せられた裏には巧みなメンタルコントロールもあった。

2026年 JMイーグルLA選手権 2日目 勝みなみ
首位と6打差7位で週末へ

耐え続けた先の7番(パー5)でイーグル逃しのバーディを奪ってからは一気に加速。8番も100ydほどの2打目を54度のウェッジで3mに絡めて獲り、9番につなげた。「69」で通算8アンダー7位に浮上。首位との6打差もまだまだ追っていけるポジションだ。「あしたも少しでも積み重ねていって、上位を狙っていきたい」と声を弾ませた。(カリフォルニア州ロサンゼルス/亀山泰宏)

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