2026年 フォード選手権 by Wild Horse Pass

姉弟子から聞いた85ビートの秘伝 櫻井心那は「最悪の感覚」から復調

2026年 フォード選手権 by Wild Horse Pass 初日 櫻井心那
きょうはパッティングがさえた

◇米国女子◇フォード選手権 presented by Wild Horse Pass 初日(26日)◇ワールウインドGC (アリゾナ州)◇6675yd(パー72)

今年から米ツアーメンバーの仲間入りをした櫻井心那は7バーディ、1ボギーの「66」で回って6アンダー10位発進を切った。最終18番、左サイドから打った約7mのバーディパットはきれいにカップ方向へと向かっていき、最後の一転がりで沈んだ。「気持ち良かったです」。手応えのあった一打を笑顔で振り返った。

中国での3週前「ブルーベイLPGA」を50位、先週の「フォーティネット ファウンダーズカップ」を予選落ちで終え、迎えた今季3戦目。「もっと自分の意見を言えば良かった」という外国人キャディとの先週の反省も生かした。「だいぶ自分のペースでできたかなって。やりたいようにプレーができた感じがあるのはうれしい」と自分のペースを貫けた喜びをかみ締めた。

2026年 フォード選手権 by Wild Horse Pass 初日 櫻井心那
先週よりも自分らしいプレーができた

日本にいる目澤秀憲コーチともやり取りはしていると言い、先週の「感覚が最悪だった」というパッティングの状態も再調整した。「気を付けたことは2つ」。まずはストロークする際に手首だけが動きがちだったため、片手打ちで軌道を確認。そして、「リズムを調整しました」とスイングの速さに意識を向けた。出だしで2mのバーディパットを沈め、2番(パー5)で70ydから1mに近づけたチャンスをしっかりと生かした。

パッティング練習法では、同門の姉弟子にあたる永峰咲希から聞いたという“秘伝”がある。「言っていいのか分からないけど…」と前置きした上で、「永峰さんに聞いたら、パターのリズムが(ボーカルグループの)Greeeen(GRe4N BOYZ)の曲と合うらしくて。ちょうど85ビート(BPM)ぐらい。私も昔からGreeeenの曲は聴くのが好きだったけど、それを練習中に聞いている」。5番でも4mのミドルパットを沈めてのバーディ奪取で、27パットに収めてスコアメークを支えた。

2026年 フォード選手権 by Wild Horse Pass 初日 櫻井心那
米ツアーメンバーとしてルーキーシーズンを送る

あす2日目は午後1時56分のティオフ。夕暮れが近づき暗闇の中でのプレーになるかもしれない不安要素は抱えながらも「先週は、やりたいようにプレーができるイメージが出ていなかった。きょうはたまたま結果が良かっただけかもしれないけど、イメージと自分の感覚を大事にすれば結果も出る。ショットの感触も良かったので引き続きやりたい」と気合を入れた。(アリゾナ州フェニックス/石井操)

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