今季2戦目の櫻井心那 米ツアーメンバーの“証”に「テンション上がる」
◇米国女子◇フォーティネット ファウンダーズカップ 事前(17日)◇シャロンハイツG&CC(カリフォルニア州)◇6542yd(パー72)
昨年の最終予選会(Qシリーズファイナルステージ)を10位タイで終えて米ツアーメンバー入りした櫻井心那は、左ズボンの前ポケットにつけたバッジに視線を送ると頬を緩めた。それは、LPGAツアー(米女子ツアー)を主戦場にする選手の“証”。目標にしていたステージに上がったことも意味し、「もらってテンション上がります」と笑みを浮かべた。
海外で戦うことへの憧れは、さかのぼること4年前。プロ初年度、初めて海外で戦ったインドネシアから始まった。大勢のギャラリーからサインを求められるトップ選手の姿に衝撃を受け、優勝して国内ツアーに凱旋出場をする先輩のカッコよさに惹かれた。中国での初戦を終えて今季2戦目に入るが、「練習場で打っていても『みんな凄いな』って。同じ舞台に立てるのは本当に貴重な機会」と目を輝かせた。
出場試合が限られるルーキーシーズンは、まず6週後の「メキシコリビエラマヤオープンatマヤコバ」終了時が基準となる1回目のリシャッフルが目下のターゲット。「目標は作りたいけど、例えば全米女子オープンに出たくても予選会に出て通らないといけないし、出られる試合が決まっていない。この2、3試合をまず頑張らないといけない」と目の前のタスク処理を心掛ける。
国内ツアーのプロテストに合格して競技生活がスタートしたプロ1年目の自分を思い返せば「1試合、1試合に集中して頑張っていた」。中国からは「ドライバーの調子が悪かった」という反省を持ち帰った。特にティショットでプレッシャーがかかるタイトな造りの今週は修正能力が問われそうなコースでもある。
米国に来てまだ4日目だが、カリフォルニア州サンフランシスコで有名なクラムチャウダーを食べる機会に恵まれ、コースの外でも新たな環境への順応を進めているところ。「一生懸命に、あとは自分を見失わないように」と自らに言い聞かせた。(カリフォルニア州シャロンハイツ/石井操)