「TOTOジャパンクラシック」ライブスコア
2024年 TOTOジャパンクラシック
期間:10/31〜11/03 場所:瀬田GC 北コース(滋賀)
「きょう一日、いい我慢」古江彩佳が5打差のV圏内ターン
◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 2日目(1日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)◇曇り(観衆2473人)
バーディが欲しい最終18番(パー5)で、古江彩佳はピンチを迎えた。フェアウェイから持ち球のドローで右ピンを狙った3打目がグリーン右にこぼれた。2m強のパーパットを何とか決めたフィニッシュは、16番からの2連続バーディを生かす価値あるプレー。「きょう一日、いい我慢の仕方ができたかな」と胸をなで下ろした。
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「“いい悪い”がハッキリしていた」というショット。前半4番で大きく左に曲げてボギーが先行した。7番も左サイドの崖下に落としたが、グリーン右手前に運んでパーを拾い、8番(パー3)は8Iでピンに絡めて反撃のバーディを奪った。
それでも、すぐにピンチが訪れる。9番は右手前ガードバンカーに入ったボールが斜面に止まったが、上りのラインになる3mにつけて、パーをセーブした。「大きかったですね。上りを残せた分、パーパットも強めに行けた」。一打一打をつないでしのぎ、10番でボギーを喫しても、そこから3バーディ。2アンダー「70」はスコア以上に粘り強さが光った。
3打差3位から、通算8アンダーで5打差8位へ。順位こそ下げても、優勝圏内に踏みとどまった。同順位にはフィールドで唯一、古江のポイントランキングを上回るユ・ヘラン(韓国)、同じ今季メジャー覇者の笹生優花ら実力者が並ぶ。「あしたの天気が怪しいんですけど、その状況にしっかりと対応していけたら」と冷静に週末を見据えた。(滋賀県大津市/亀山泰宏)
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