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日本勢が2度ホールインワンも 「エビアン選手権」記録をおさらい

◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523yd(パー71)

今季の海外女子メジャー第4戦が11日に開幕する。2000年からLPGA公式競技に加わり、13年にメジャーへ昇格。09年、11年大会では宮里藍さんが優勝し、13年以降の日本勢最高位は23年の畑岡奈紗笹生優花、22年西郷真央の3位となっている。

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今年の日本勢は、昨年大会と並ぶ最多10人がエントリー。開幕を前に、メジャー昇格後の大会記録をおさらいする。

最年長優勝

・40歳9カ月19日/アンジェラ・スタンフォード(2018年)
4位から出た最終日を「68」でプレーし、5打差を逆転する通算12アンダーで優勝した。2012年以来となる6年ぶりのツアー6勝目を初のメジャー制覇で飾った。

最年少優勝

・18歳4カ月20日/リディア・コー(2015年)
最終日に2打差を逆転する「63」をマークしてメジャー初優勝。当時のメジャー最年少優勝記録(モーガン・プレッセル/18歳10カ月9日/2007年「クラフトナビスコ選手権」)を8年ぶりに更新し、現在も破られていない。

72ホール最少スコア「263」/最多アンダー「-21」

2016年大会を制したチョン・インジ(韓国)が記録。初日から首位を守りきる大会唯一の“完全優勝”で後続に4ストローク差をつけた。通算21アンダーは当時、男女を通じてメジャーでの最多アンダーパー記録を樹立。1998年の朴セリ(韓国)以来、米ツアー初優勝と2勝目をいずれもメジャーで飾る史上2人目の選手となった。

最大逆転優勝は「7打差」

2021年大会でミンジー・リー(オーストラリア)が大逆転でメジャー初優勝。7打差4位から「64」で回り、イ・ジョンウン6(韓国)とのプレーオフを制した。7打差逆転は2006年「クラフトナビスコ選手権(現シェブロン選手権)」のカリー・ウェブ(オーストラリア)らと並ぶメジャー記録だった。

国別勝利数では韓国がリード

メジャー昇格後の10大会(2020年はコロナ禍で中止)において韓国が最多の3勝。オーストラリア、カナダ、フランス、ノルウェー、ニュージーランド、スウェーデン、米国が各1勝。米国勢を除いたメジャー5大会の通算勝利数でも韓国の36勝(20人)が最多で、次点がスウェーデンの15勝(5人)。

日本勢2人が16番でホールインワン

過去10大会で6人がホールインワンを達成し、うち2人は日本勢。直近では2023年に当時アマチュアで出場した馬場咲希が、2日目に後半16番(パー3)でツアー自身初のホールインワンを決めた。

2014年には、宮里美香が同じ16番でプロ転向後初のホールインワンを記録した。

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