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2023年 メイバンク選手権
期間:10/26〜10/29 場所:クアラルンプールG&CC(マレーシア)

畑岡奈紗は今季初Vならず 次週は地元でアジアシリーズ最終戦

◇米国女子◇メイバンク選手権 3日目(28日)◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6596yd(パー72)

初日から60台で回ってスコアを伸ばした勢いは、最後の一日でストップした。今季初優勝を目指した畑岡奈紗は、4バーディ、2ボギー1ダブルボギー「72」で回って通算14アンダー11位。「4日間を通していいスコアで回る厳しさも感じているし、いい勉強になった」と振り返った。

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初日からショットでバーディチャンスを量産し、3日目はボギーなしの8バーディを奪って「64」。この日も1番から3m弱につけてバーディ発進としたが、その後はスコアが動かない展開が続いた。

6番で5mをねじ込んで5ホールぶりのバーディを奪い、首位とは3打差で後半へ。10番(パー5)はフェアウェイからの3打目で、ピンを絡めるショットでチャンスを作って差を2打に縮めた。

「後半はショットが荒れてしまった」と12番から連続ボギーで後退。14番でピンそば1mにつけて1つ取り返したが、トップとの差を詰められないまま終盤へ。17番はティショットを左に曲げてクリークにつかまり、痛恨のダブルボギー。「優勝はちょっと厳しいかなと思いながらも、トップ5はキープしたいと思っていた。17番でああいったことになってしまったのは、残念です」と悔やんだ。

3位だった7月「アムンディ エビアン選手権」以来、8試合ぶりのトップ5には届かなかったが、優勝争いに絡む位置での最終日は久々だった。次戦は地元の茨城県で行われるアジアシリーズ最終戦「TOTOジャパンクラシック」(太平洋クラブ美野里コース)。「調子も上がってきているので、しっかり調整して来週に臨めたら」と切り替え、今季初優勝を目指す。(マレーシア・クアラルンプール/谷口愛純)

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