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「やったぁ!」今季最高3位 西村優菜の来季シード権獲得が“当確”

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by P&G 最終日(1日)◇ピナクルCC (アーカンソー州)◇6438yd(パー71)

米ツアー初優勝を逃した西村優菜は、シーズン最高の3位タイフィニッシュで来季のフルシード獲得に“当確ランプ”をともした。年間ポイントレース(レース・トゥ・ザCMEグローブ)のランキングを81位から61位に上げ、今季終了時点の上位80人枠(カテゴリー1)に飛び込んだ。

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年間レースが賞金からポイント制に移行した2021年(30試合を開催)の80位はブリタニー・リンシコムの381.28pt、昨年(32試合)はエミリー・ペデルセン(デンマーク)の379.84ptだった。今大会で168.75ptを獲得した西村は出場19試合目でポイントを436.551ptに積み上げ、前年までの実績で“ボーダーライン”を大きく超えた。

昨年末の最終予選会(Qスクール)を24位で通過し、限定的な出場権を持ってシーズンイン。会場での現地待機も辞さない綱渡り状態で、これまで2回のリシャッフル(出場優先順位の入れ替え)を突破してきた。夢中で優勝争いに身を投じた後、ルーキーイヤーの最初の目標に前進したことを聞くと、思わず「やったぁ!」と笑顔をはじけさせた。

最終18番(パー5)をバーディで締め、今季初のトップ10入りどころかトップ3に。「最後は絶対にバーディにしたかった。それなのに、ティショットを(右ラフに)曲げちゃって『なんだよ!』って(笑)」。フェアウェイに刻んだ後、グリーン面が見えない打ち上げの残り82ydをロフト52度のウェッジでピン横1mにつけた。

「シード権争いの中で優勝争いができたのはうれしかった。最後のひとつは大きい。勝負(ユ・ヘランの優勝)は決まった状態で18番に立ったけれど、あきらめずに最後までできた。良い経験をまた生かせるように、このちょっとの自信も大事にしながら頑張りたい」と、胸を張った。

同様にシードを争う勝みなみは34位で終えてランキングは78位から79位に。予選落ちした渋野日向子は71位から76位に後退した。(アーカンソー州ロジャース/桂川洋一)

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