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苦心のバーディパット 勝みなみは米ツアーで4試合ぶり決勝ラウンド

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by P&G 2日目(30日)◇ピナクルCC (アーカンソー州)◇6438yd(パー71)

最後のひと転がりでカップに消えた10m近いパットに、思わず天を仰いだ。「あれくらいのバーディらしいバーディパットが、やっと入ってくれた」。勝みなみがサングラス越しに笑顔になったのは後半16番。久々の決勝ラウンド進出を決定づけた終盤ホールだった。

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ここ最近、グリーン上で苦しみが続いている。「たぶん、キャディさんと私の気持ちがボールに乗ってくれた」。先週、一時帰国中に出場した「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」のシーンも回想。「日本であれが止まったんですよ。半分(カップに)入ってたんですけど…。(きょう)取り返しました」。2ホール後の最終18番(パー5)も2mのチャンスを逃さずバーディフィニッシュにして自信を少し深めた。

4アンダー18位から6バーディ、4ボギーの「69」。通算6アンダーの27位で36ホールを終えた。8月下旬「CP女子オープン」から続いていた連続予選落ちを3試合でストップ。欧州での開催試合、日本ツアーを除く米国本土でのゲームでは7月初旬の「全米女子オープン」(71位)以来の通過になった。

ひと安心した様子も見せながら、「最低限の目標だったので、そこはうれしいんですけど、やっぱりもうちょっと伸ばせたなっていう悔しさもある」と十分な満足には至らない。

前半2番(パー5)でバーディを先行させながら、続く3番(パー3)でティショットを左に引っかけ、すぐにボギーにした。出入りの激しい序盤から「7番、8番くらいで修正できてからは割と良いゴルフができていたけれど、うまく流れに乗れていない感じがする」と振り返る。全体で28パット。6ホールでパーオンに失敗した、慌ただしい展開を反省した。

来季のシード獲得に向けて、予断を許さない週はシーズンの最後まで続く。「あしたはボギーも少なく、バーディを多く獲って、良い形で追われたらいい」。上位フィニッシュも十分可能な位置だ。(アーカンソー州ロジャース/桂川洋一)

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