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アーカンソーと相性◎の笹生優花 次週は半年ぶり国内ツアー

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by P&G 事前情報(27日)◇ピナクルCC (アーカンソー州)◇6438yd(パー71)

アーカンソーには良い思い出と苦い記憶のどちらもある。初出場だった2021年大会は最終日に2イーグルをマークして4位。その反面、昨年は首位に1打差の2位から「76」を叩いて32位に終わったが、笹生優花は「そういうもんでしょう。そういう時もある」と淡々とリベンジのチャンスをうかがっている。

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6月から9試合で6回トップ10入りした夏場を経て、ツアーは残すところ8試合。5位だった「クローガー・クイーンシティ選手権」後の2週のオフは米国内でリラックスした。前週の欧米対抗戦「ソルハイムカップ」はインターネットで視聴。ツアーの仲間たちのプレーにも目をやりながら、復帰戦に備えた。

2007年に始まった大会は3日間54ホールの争いにして、賞金の総額230万ドル(約3億4230万円)はシーズンの多くの4日間大会の額を上回る。選手のホスピタリティも充実。「サービスもイイですし、コースもキレイ。広いし。ウォルマートも近くにある!」。世界最大の小売企業ウォルマートの本拠地で自然と笑みがこぼれた。

悔しかった1年前の最終日を除けば、ピナクルCCでの他の5ラウンドはすべて60台。うち4ラウンドが「65」以下という好相性を誇る。

短期決戦でも笹生は心持ちを変えない。「コンディションによってはコースがすごく長く感じる日もあれば、短く感じる日もあって、いろいろと楽しいゴルフ場ではないかなと思うんです。でも、3日間だから気をつけなきゃいけないということはないかな」。まずは広いフェアウェイが、持ち前のダイナミックなショットを受け入れてくれることを知っている。

次週は国内ツアー「スタンレーレディスホンダ」(10月5日~/静岡・東名CC)に、ホンダとスポンサー契約を結ぶホステスプロとして出場。日本でのプレーは2位フィニッシュの3月「Tポイント×ENEOS」以来、約半年ぶりとなる。「出たい気持ちがあって。久しぶりに日本に帰れるしね」。シーズン初勝利を引っ提げて、凱旋ゲームとなれば何よりだ。(アーカンソー州ロジャース/桂川洋一)

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2023年 ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by P&G



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