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フェアウェイキープ率85%超え 笹生優花の「有言実行」

◇米国女子◇クローガー・クイーンシティ選手権 初日(7日)◇ケンウッドCC(オハイオ州)◇6515yd(パー72)

前週「ポートランドクラシック」の最終日、笹生優花は今季ワーストの「78」をたたいて16位から59位と大きく後退した。フェアウェイキープ率が大会初日だけ78.5%(11/14)と良好で、2日目は42.8%(6/14)。週末2日間はともに57.1%(8/14)と精度を上げられずに終わった。悔しさを噛みしめ、今大会の前日には「今週頑張ります。『きょう、ドライバー良かったです』って言いたい」と意気込んでいた。

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笹生は今季271.42ydで全体9位のドライビングディスタンスを記録する一方で、フェアウェイキープ率は68.05%で116位にいる。セカンド地点に構えるバンカーに臆することなく、豪快な1Wショットを披露し続けるスタイルがこの日は成功。左サイドにフェアウェイバンカーが構える342ydの最終9番で、2打目に残した距離は73yd。ピン左奥1.2mにつけてバーディで締めくくった。

フェアウェイキープ率は85.7%(12/14)。85%以上を記録したのは今季51ラウンド目で6回目だ。「(ティショットが)フェアウェイにあったでしょ?きょうは言える。先週よりも『ドライバーが良かった』」と笑ってうなずいた。

「全ホールでショットが良いわけではないけど、ティショットも、セカンドショットも安定していたかな。気を付けたこと?特に何も。きのう(意気込みで)話したからですよ」とあっけらかんと話す。前週の悔しさを晴らすショットを多くのシーンで見せつけた。

5バーディ、2ボギーの「69」で回り、日本勢ではトップの3アンダー21位で2日目に臨む。首位とは4打差。「きょうよりもスコアを良くしたい」と次の目標を掲げる。2シーズンにわたってトップ10に入った回数は今季7回と昨季の4回を合わせて計11回。優勝していない選手ではツアートップタイの回数だ。有言実行の言葉を並べた先に、ツアー2勝目はあるか。(オハイオ州シンシナティ/石井操)

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