昨年大会3位の古江彩佳※撮影は前週「CP女子オープン」

◇米国女子◇ポートランドクラシック 事前情報◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6478yd（パー72）

ツアーはカナダから、米国北西部のオレゴン州ポートランドに舞台を移す。会場は前週「CP女子オープン」が行われたショーネシーG&CCと同じ設計者アーサー・ヴァーノン・マカンが手掛けたコロンビア・エッジウォーターCCで、1925年に開場した。

1972年に始まった大会は岡本綾子（1986年）、宮里藍（2010年）、宮里美香（2012年）が歴代覇者に名を連ねる。今年は畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、渋野日向子、勝みなみ、西村優菜、野村敏京の7人が参戦。いずれも前週からの連戦となる。

昨年は通算19アンダーを出したアンドレア・リーがツアー初優勝を挙げた。日本勢は古江、渋野、野村、上原彩子が出場し、リーと同じく最終日を首位タイからスタートした古江が優勝スコアに2打及ばず3位になった。渋野は首位と1打差4位で迎えた最終日に「76」とスコアを落として8アンダー28位。畑岡も2019年大会を4位と上位で終えている。

前週に初優勝を飾ったメーガン・カンが出場するほか、今季メジャー2勝のリリア・ヴ、年間ポイントランキング2位のイン・ルオニン（中国）、リディア・コー（ニュージーランド）、ブルック・ヘンダーソン（カナダ）らが出場する。

＜主な出場予定選手＞
アンドレア・リー、リディア・コー、アタヤ・ティティクル、ブルック・ヘンダーソン、チョン・インジ、ジェニファー・カップチョ、レキシー・トンプソン、畑岡奈紗、ネリー・コルダ、古江彩佳、リリア・ヴ、メーガン・カン、笹生優花、渋野日向子、キム・セヨン、勝みなみ、西村優菜、野村敏京、ポーラ・クリーマー