「AIG女子オープン(全英女子)」初日の組み合わせ&スタート時刻
2023年 AIG女子オープン(全英女子)
期間:08/10〜08/13 場所:ウォルトンヒース オールドコース(イングランド)
全米に続き全英もツインズ参戦 岩井姉妹が目指す「理想の理想」
◇海外女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 事前(8日)◇ウォルトンヒースGC (イングランド)◇6881yd(パー72)
岩井明愛、岩井千怜の双子姉妹が7月「全米女子オープン」に続いて2人そろってメジャーに参戦する。「アムンディ エビアン選手権」を終えた千怜のもとへ、日本から明愛が合流したのは前週のこと。「2人でひとつみたいな感じ。久しぶりに会えてうれしかったですよ」と笑う。
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周辺コースで調整しながら、ロンドン観光でリフレッシュも。ビッグ・ベンやバッキンガム宮殿といった名所に足を運び、ミュージカル鑑賞も楽しんだという。異なる文化に触れる体験も楽しみながら「海外で戦いたいっていう思いも、より強くなった」。2人そろってモチベーションも上がっている。
今週姉妹で同じ拠点からコースに通えるのは、別々のホテルに泊まった全米女子の時と違って心強い部分かもしれない。日本ではお互いの成績を意識することが相乗効果を生み、ここまでメルセデスランキングで姉が3位、妹が4位につける。タフなメジャーの大舞台でも、同様の切磋琢磨を演じるのが「理想の理想」だ。
同じ最高峰のフィールドを見据える2人にとって、ロールモデルも明確になりつつある。明愛はモリヤとアリヤのジュタヌガン姉妹、ジェシカとネリーのコルダ姉妹を例に「世界で2人で(上位に)いるって、カッコいいですよね。何年後か分からないですけど、そこに入っていけるように少しずつ頑張ります」と意気込む。
千怜も「海外でも(安定して)トップ10にいられる選手になりたいですね、2人で」。今季国内ツアーでは姉妹でのプレーオフや最終日最終組と前例にない夢を実現させてきた。海を渡っても、2人で階段を上っていく。(イングランド・サリー/亀山泰宏)