ニュース

米国女子KPMG全米女子プロゴルフ選手権の最新ゴルフニュースをお届け

2023年 KPMG全米女子プロゴルフ選手権
期間:06/22〜06/25 場所:バルタスロールGC ローワーコース(ニュージャージー州)

西村優菜は再びのパー4イーグルでメジャー予選通過「神様に感謝」

◇海外女子メジャー◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 2日目(23日)◇バルタスロールGC(ニュージャージー州)◇6621yd(パー71)

西村優菜が1イーグル2バーディ、3ボギーの「70」とスコアを伸ばし、通算2オーバーの29位に順位を上げて決勝ラウンドに進んだ。

<< 下に続く >>

初日をカットライン上の61位で終えて迎えた2日目は、早朝のスタートでいきなりつまずいた。いずれもセカンドをガードバンカーに入れて出だし2連続ボギー。重苦しい雰囲気は、2個目のバーディを奪った直後の8番で一変した。

残り122ydから9Iを握った2打目は、右奥のピンに“筋って”手前で弾み、旗竿に当たってカップへ消えた。「結構いいショットが打てたとは思ったけど、難しいピン位置だなと思っていたので、まさか入ってくれるとは思わなくて…」。4月のメジャー「シェブロン選手権」でも第2ラウンドの16番パー4でセカンドを放り込むイーグルを決めて予選通過を引き寄せている。「もうほんとにラッキーなんですけど、神様に感謝します」と笑った。

雨が降ったりやんだりという悩ましいコンディション。背後のカットラインも意識しながらパーを並べた後半のプレーは、ロングパットを残しても、ティショットが乱れても粘り強く拾い続けた評価できるもの。14番は1Wショットを左のバンカーに入れ、アゴが近かったセカンドを出すだけ。3打目、73ydのウェッジショットも5m弱の距離を残しながら、これをねじ込んでキャディとこぶしを合わせる会心のセーブだった。

これで米ツアーは9試合連続の予選通過。「いつも以上に緊張感のあるメジャーのラウンドで、2オーバー、3オーバーになってもおかしくない内容ではあった。そこをしっかり耐えられた(後半の)パープレーというのは、ちょっと自信になる」。控えめに成長を喜びつつ、「少しでも伸ばせれば、順位が上がっていくシチュエーションだと思う。頭を使って、最後まで諦めることなくプレーしたい」。引き続き雨が降りそうな週末も、懸命のスコアメークを誓った。(ニュージャージー州スプリングフィールド/亀山泰宏)

★KPMG全米女子プロゴルフ選手権_第2日_西村優菜ハイライト
★KPMG全米女子プロゴルフ選手権_第2日_西村優菜ハイライト
この動画は日本国内のみで視聴が可能です。US

関連リンク

2023年 KPMG全米女子プロゴルフ選手権

  • 2023/06/22~2023/06/25
  • 優勝:イン・ルオニン
  • 賞金総額:900万ドル
  • バルタスロールGC ローワーコース(ニュージャージー州)


あなたにおすすめ

特集SPECIAL

これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!