“池ポチャ”にめげず

◇米国女子◇ロッテ選手権 3日目（14日）◇ホアカレイCC (ハワイ州)◇6303yd（パー72）

初日「75」からスタートした今週の目標は「怒らない」。意識した3日目も古江彩佳のメンタルはそれほどブレなかった。4番で前の組を待つ間、間食に選んだのは「（流れが）悪くなるから」と避けているバナナ。「もう、池に入っちゃったので」と、3番での“池ポチャ”ボギーのモヤモヤは、バナナと一緒に飲み込んだ。

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「ちょっと慌てた」と、通算1アンダー27位から出たこの日は序盤で連続ボギーが先に出た。2番は2打目がグリーンで跳ねて、傾斜がかかる奥のラフに入って3オン2パット。3番はティショットのミスで左の池につかまって少し表情を硬くしたが、打ち直しの3打目はフェアウェイを捉えてボギーで納めた。

「怒らない」が目標です

「引きずることもそんなになく、気持ちは基本的にフラットだった」と切り替え4番、5番をパー、6番で5m弱を決めてバーディを奪って通算イーブンパーで後半に入った。

バックナインは「チャンスにつけられたけど、なかなかバーディが獲れなかった」とスコアが伸ばせないまま最終ホールへ。18番（パー5）で第2打をグリーン左サイドまで運び、3オン1パットのバーディ締め。3バーディ、3ボギーの「72」、通算1アンダー32位で最終日を迎える。

風と友達になれますよう

残り1日に向けて必要な調整は「全部」ときっぱり。「ショットも、風も読み切って、アンダーで回れたらと思います」と笑顔で意気込んだ。（ハワイ州エワビーチ／谷口愛純）