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「自分で壊しちゃった」 渋野日向子は歯がゆさ露わに

◇米国女子◇ロッテ選手権 3日目(14日)◇ホアカレイCC (ハワイ州)◇6303yd(パー72)

渋野日向子はスタート1番でバーディパットをショートさせると、2番は4mのファーストパットを打ってすぐに歩き出した。「あー、外れた」。もどかしさを隠せなかった第3ラウンドは3バーディ、4ボギーの「73」で終えた。

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グリーン上ではバーディパットがカップに消えず、ボールが転がり始めると同時に悔しそうにクラブを離す場面が多かった。3番、4番と4m前後のチャンスを決められず、6番(パー4)は上りのパットがショートして6ホール目までオールパー。7番(パー4)は第2打がグリーンに届かず、3オン2パットでボギーが先行した。

10番で6m近くをねじ込んだのを皮切りに3連続バーディで盛り返したが、「流れを変えたと思ったけど、自分で壊しちゃった感じ」とショットも納得できる一打が出ない。16番(パー4)はフェアウェイからの第2打が右にこぼれ、グリーンに向かいながら何度も素振りを繰り返した。

17番(パー4)は、フィニッシュを取れずに見送ったティショットがバンカーにつかまりボギー。18番(パー5)もフェアウェイから2オンを狙ったが、「当たりが悪くて」とグリーン手前のラフに入りパーで終えた。

「ドライバーの引っ掛けから、アイアンショットを引っ掛けたくないというのが出て、右に外すことが多かった」とショットの不調を振り返った。悔しさを胸にコースを後にし、最終日は通算1アンダー32位から上位を目指す。(ハワイ州エワビーチ/谷口愛純)

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