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2023年 LPGAドライブオン選手権
期間:03/23〜03/26 場所:スーパースティション・マウンテンGC(アリゾナ州)

笹生優花が人生初のアルバトロス 記念ボールは「どこだろう?」

◇米国女子◇LPGAドライブオン選手権 2日目(24日)◇スーパースティションマウンテンGC(アリゾナ州)◇6526yd(パー72)

笹生優花が第2ラウンドの後半2番(パー5)で、2打目をカップに沈めるアルバトロスを達成した。米女子ツアーでは2020年10月「ショップライトLPGAクラシック」最終ラウンドでリンジー・ウィーバーが記録して以来となる48例目。笹生はプライベートのラウンドを含めて人生初だという。

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ティショットを1Wでフェアウェイに置くと、残り約217ydからハイブリッド(19度)で打った2打目はグリーン手前にキャリーし、そのままラインに乗ってカップに吸い込まれた。「ショットの感じは良くて、ピン方向に向かって行ったけど見えなかった。グリーンに上がったら自分のボールはないのに、なんでみんな拍手しているんだろうって。キャディさんと“オーバーかな? いいショットだったよね?”って話していたら、(同組のキム・)セヨンさんが『入ってるー』って」。カップからボールを拾い上げ、はじける笑顔で喜んだ。

「獲ろうと思って獲れるものではないし、ホールインワンと同じくらい、ゴルフ人生で一度獲れたらラッキーなこと。本当にいい思い出になった」。過去にホールインワンは1度しており、その時は「スコアが悪かったから、たまたま」と振り返ったが、今回は好スコアにもつなげてみせた。アルバトロスに加えて5バーディ(2ボギー)を奪う「66」でプレーし、ホールアウト時点で10位前後に浮上する通算8アンダーに伸ばした。

笹生はロングゲームの強さも持ち味で、昨季のイーグル数(17個)は全体1位を記録。「イーグルはスタッツで1位を獲りたいとかは思っていないけど、数字は良い方がいい」と意識は少ないが、ティショットの飛距離と高いセカンドショットの精度があってこそ。「自分がすごい飛ぶと思ってはいないけど、飛ばない方でもないので、それが結果につながっているのかな。飛距離があればセカンドは短いクラブで打てるし、その分ピンに寄る確率は高くなる」。今季はすでに3つのイーグルを奪っている。

「アルバトロスがなければ今日のスコアは出なかったですし、まだまだ直さないといけないところはある。すごく調子が上がってきたとは思えないので、しっかり練習して。やることをやって楽しくゴルフができれば」と週末に意識を向けた。

ちなみに“記念ボール”の所在を聞くと、「どこだろう?キャディバッグの中かな。え、欲しい?ボロボロだよ」とおどけた。(アリゾナ州ゴールドキャニオン/石井操)

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