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2007年米国女子ツアープレビュー L.オチョアが女王の座を守り切るか!? 宮里藍にも期待!

2007年アメリカLPGAツアーは、過去最高となる賞金総額542万ドル(約64億円)、35試合が予定されている。賞金ランキング対象試合は2006年の33試合よりも3試合減となるが、各試合ごとの賞金が全体的にアップする分、内容の濃いシーズンになるという見方が強い。総額200万ドル(2億3600万円)を越える試合が6試合から10試合に増加。新設試合は、アニカ・ソレンスタムがホスト役を務める「ギントリビュート」を含めて3試合。「全英女子オープン」が、ゴルフの聖地・セントアンドリュースで開催されることにも注目だ。加えて、賞金対象外だが2年に1度の開催となる欧米対抗戦「ソルハイムカップ」が、9月にスウェーデンで行われる。

ロレーナ・オチョアがシーズン6勝し、ツアー三冠王(賞金女王、年間最優秀選手、平均ストローク賞)に輝く素晴らしい年にした。2007年も同じ勢いで突っ走り、世界ランキングで依然トップを走る女王、アニカ・ソレンスタムを抜き去る年になるのだろうか?もちろん、「クラフトナビスコチャンピオンシップ」でのメジャー優勝を含む5勝を挙げて完全復活をしたカリー・ウェブや、ここ3年間で8勝しているクリスティー・カーの存在もある。アメリカの若手筆頭となるポーラ・クリーマーナタリー・ガルビスモーガン・プレッセル、そしてミッシェル・ウィ(8試合限定出場)が未勝利に終わった2006年シーズンは想定外だったが、2007年はリベンジを狙ってくるに違いない。

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宮里藍の2006年ルーキーイヤーは新人王こそ取れなかったものの、賞金ランキング22位で終えている。最終予選会で12打差という大差でトップ通過、フル参戦すれば優勝は確実という報道や期待の中、宮里が最終日・最終組を3度経験したのは3試合。メジャー戦「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」で、プレーオフ進出に1打及ばずに終えた3位タイがベストフィニッシュとなっている。8月下旬から7試合欠場し、日本ツアーに復帰していたことを考慮すれば、充実した1年だったといえるだろう。ルーキー豊作の年といわれた2006年は12名の選手がフルシード権、賞金ランキング90位までに食い込むという即戦力を証明した。

宮里は、南アフリカ開催の「ワールドカップ」や豪州開催となる「ANZレディスマスターズ」を欠場し、ツアー開幕となるハワイ2連戦から出場予定。

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