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始球式で五輪金メダリスト打ち取り 渋野日向子が地元でソフトボール大会

女子プロゴルファーの渋野日向子は25日までの2日間、「渋野日向子杯 第1回岡山県小学生ソフトボール大会」(岡山市)を開催した。計15チーム277人の子どもたちが参加した。

小学2年から6年までソフトボールに親しんでいた地元・岡山出身の渋野は「私を育ててくれたソフトボールに恩返ししたい。私の名前で開催できるのは夢のよう。感謝しかない」と感無量の様子。所属先のサントリーなど7社が特別協賛した。

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始球式では特注のグローブを手に、投手としてマウンドに立った。打者は岡山出身で東京五輪ソフトボール金メダリストの原田のどか外野手が務めた。原田選手はお決まりの“見送り”ではなくバットを振り、一塁ゴロに。渋野が“仕留めた”形になった。

「練習してなかったが、いいボールを投げられた。打ってもらってうれしかった」。始球式前には原田選手から金メダルを首にかけてもらい、良い思い出となった。

スナッグゴルフ教室も行い、渋野も所属していた平島スポーツ少年団の徳山晃己くん(小学4年)は「すごく楽しかった」。お土産として駄菓子の詰め合わせをプレゼントし、予定にはなかったサイン会を30分間実施した。

閉会式で、渋野は「良い戦いを見せてくれた。来年の私の活力になった。みんなも悔しいときは悔しい顔をしていいし、うれしいときはうれし涙を流していいし、本当に自分の思った感情を表に出していいと思うので、そういう気持ちを大事にこれからも頑張ってほしい」と小学生らを激励した。(編集部・玉木充)

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