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“人生イチ明るい”金髪は不評? 原英莉花「開幕戦から優勝する気持ちで」

“人生で一番明るい色”という金髪にチェンジしたのは、シーズンが終わってすぐのことだった。原英莉花は「でも、不評ですね。自分的にも見飽きたし、もういいかなって」 と笑う。

2つの国内メジャータイトルを含めて3勝をマークした2020-21年シーズンから一転、今季は勝ち星が遠かった。メルセデスランキングは31位。不安を抱える腰の状態もあってスイングに対してナーバスになりがちだった前半戦から、時間の経過とともに徐々に納得いくプレーも増えていった。「でも、1日通してとなるとなかなか…。やっぱり60台でのプレーが少なかったし、『気持ちよかったな』っていう1日があまりなかった」と受け止めている。

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昨季132ラウンドのうち41ラウンドだった60台でのプレーは、今季101ラウンドのうち26ラウンド。31.06%から25.74%と割合を下げた。もどかしい思いを抱えながら、見えてきたものもある。「後半にかけて、すごく自分と向き合いながらゴルフができた。来年につながると思うし、オフに対する意欲というか、方向性が今までよりも明確。すごく“燃えた”まま、このオフに入れている」。細分化したライへの対応、パッティングの好不調の差を減らしていくことなど、テーマがはっきりしている。

11日は都内で契約するパーリーゲイツのイベントに参加し、集まったファンと一緒に写真を撮るなどして触れ合った。「パーリーゲイツっていうブランドが、すごく愛されていると感じた。同い年くらいの若い女性の方も多かったですし、そういう年齢層の方々にも応援してもらっているんだなって、すごくうれしかった」とモチベーションをかき立てられた。

意欲十分のオフを挟んで迎える来季へ、「開幕戦から優勝するという気持ちで取り組んでいく。1年間、自分の調子の波の激しさを減らしながら、強気のプレーを続けられるように戦いたい」と力強く話した。(編集部・亀山泰宏)

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