海外メジャー優勝経験者が3打差5位で折り返した

◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 2日目(4日)◇瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)◇6616yd（パー72）

イ・ジョンウン6(韓国)が5バーディ、1ボギーの「68」で回り、トップと3打差の7アンダー5位につけた。運営スタッフの徹底した声掛けも奏功しているのか、3年ぶりに日本でプレーするイは「携帯の音が一切しなくて、ギャラリーのマナーが非常にいい」と気持ちよくプレー出来ているようだ。

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「LPGAよりギャラリーが多くて、楽しくプレー出来ました」。大会初日は祝日だったこともあって5637人の観客が押し寄せたが、この日は平日にも関わらず4526人が来場。初日に同組でプレーした渋野日向子に「毎週こんなにギャラリーが入るの？」と問いかけていた。

大会初日は渋野日向子、勝みなみと同組でプレーした

米ツアーに本格参戦した2019年に海外メジャー「全米女子オープン」でツアー初優勝を遂げた。一気に名前を広めたが、コーチをつけることなく臨んだ米挑戦で「スイングが崩れてしまった」と葛藤する日々を過ごしていた。加えて、新型コロナウイルスの流行で「試合が無くなったりもして、気持ち的にはしんどかったかな」と話した。

1カ月前にコーチを見つけたイは「もともと自分のプレーは正確さ。それを今戻そうしていて、徐々に良くなってきている」。好位置で迎える週末に向けて「結果を求めるのではなく、今取り組んでいるスイングに集中しながら自分のプレーをしたい」とツアー2勝目を狙いに行く。(滋賀県大津市／石井操)