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上田桃子が単独首位 鈴木愛と山下美夢有が1打差 渋野日向子は48位

◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 2日目(4日)◇瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)◇6616yd(パー72)

2007、11年と大会2勝を誇る上田桃子が単独首位に浮上して週末を迎える。首位タイから出て5バーディ、2ボギーの「69」。通算10アンダーまで伸ばして一歩前に出た。「初日ほどティショットやパットが安定していなくて、難しい一日という中では耐えられたかな。なるべくボギーを打たないように気をつけてプレーしていました」

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前半パープレーが続くなか、6番でピン左2mにつけた下りラインのバーディパットを沈めてバーディを先行。9番、11番といずれも2m前後のパットを決めきれずにボギーを喫したが、17番ではピン奥15m以上を決めるなどバーディを重ねた。

残り36ホール。「単独(首位)はあまり気にしていない」。テーマに「リズム」を掲げ、「決断を迷わないこと。自分の得意距離、ロケーションを意識して、“遠くてもいける”と思える時があるので、そういうメリハリのつけ所を間違えないように」と話した。

2019年大会優勝の鈴木愛は上田と並ぶスタートから後退も1打差2位。メルセデスポイントランキング1位の山下美夢有も9アンダー2位で並んだ。

小祝さくらが8アンダー4位。藤田さいきがこの日のベストスコア「66」をマークし、日本ツアー単独開催だった前年優勝の古江彩佳イ・ジョンウン6(韓国)と同じ7アンダー5位に浮上した。

世界ランキング1位になって初戦のアタヤ・ティティクル(タイ)が「67」で回って永井花奈岩井千怜らとともに6アンダー8位。

古江を除く米ツアーの日本勢は苦戦を強いられている。渋野日向子は5バーディ、2ボギーの「69」と伸ばしたが、イーブンパー48位。畑岡奈紗は1オーバーの54位。笹生優花は「79」と崩れて8オーバー77位に沈んだ。

大会は予選落ちがなく、全選手が4日間プレーする。

<上位陣の成績>
1/-10/上田桃子
2T/-9/鈴木愛山下美夢有
4/-8/小祝さくら
5T/-7/藤田さいき古江彩佳イ・ジョンウン6
8T/-6/岩井千怜永井花奈アタヤ・ティティクルウェイリン・スー、ジェンマ・ドライバラ、パジャレー・アナナルカルン
14T/-5/西村優菜アン・ナリンリン・グラント

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