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ツアー離脱が決まったアニカ・ソレンスタムの容態は!?

椎間板ヘルニアと診断されたアニカ・ソレンスタムは、一日も早い回復に向けて医療チームを編成した。主治医のドクター・ブルース・トーマスは、フロリダでも特に有名な整形外科医で、年に9週間前後LPGAツアーを担当するほか、大リーグ、ワシントン・ナショナルズのチーム・ドクターとしても知られている。

ドクター・トーマスによると、当初伝えられたよりもアニカの症状は軽く、首に関しては95パーセント手術の必要がないとのこと。今後は3段階で治療を行う予定で、第1段階は炎症止めの薬、アイシング、電気による刺激の3種類の方法で痛みを和らげること。第2段階は、首の強化と右腕の軽い麻痺の解消。そして、第3段階はアニカが競技に出られるように調整を図ることだそうだ。

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アニカはインパクトの前から首を左に回す独特のスイングが特徴だが、そのスイングが故障の原因になったものと思われる。ドクター・トーマスは、首の痛みに悩むゴルファーの多くが、やはり、アニカと同じ動きをしていると指摘する。

アニカのスイング・コーチ、ヘンリー・ライスに、アニカのスイングを改造する必要があるかどうか聞いてみたが、ライスは「アニカのスイングが故障の原因だとは思わない」。と話している。また、アニカのある関係者は、「アニカは2006年の“全米女子オープン”で優勝して以来、ずっと首の痛みと闘っていたが、病名が明らかになり、誰もがひとまず安心している」。とコメントした。

アニカの恩師でもあるピア・ニルソンは、「アニカは自分があまり我慢強くないことを認めているが、これからのアニカは、一にも二にも慎重な心構えを持たないといけない」。と語っている。

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