BMW女子選手権<スコア>
2022年 BMW女子選手権
期間:10/20〜10/23 場所:オークバレーCC(韓国)
渋野日向子が米ツアー初エースに「めちゃくちゃうれしかった」
◇米国女子◇BMW女子選手権 最終日(23日)◇オークバレーCC(韓国)◇6726yd(パー72)
渋野日向子が米ツアーでは初のエースを決めた。2つスコアを伸ばして挑んだ後半7番パー3(175yd)だ。5UTで手前3mから転がしてねじ込んだ。
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「風はなく、全く見えなかった。目を切らしていた。そうしたら向こうで『おおー』と聞こえた」と振り返った。
「いいショットでのホールインワンなので、めちゃくちゃうれしかった」と手応えありの一発。ティグラウンド横にはタイトルスポンサーを務める自動車メーカー「BMW」のSUV車が展示されていたが、ホールインワン賞は12番と17番だけ。「入ったけどもらえないのは残念」と悔しがった。
続く8番も30cmにつけてバーディ、9番もパーと浮かれることなく平常運転で締めくくり、「超冷静にできた」と話した。
日本ツアーでは2018年「アースモンダミンカップ」と20年「樋口久子 三菱電機レディス」でホールインワンを決めたが、いずれも予選落ちに終わっていた。「(記念の)ボールはどうしようかな。前のボールもどこにいったかわからない。取っておこうかな」
「最終日に決めると気持ち良く終われる」と4日目にしてベストの「67」で通算7アンダー19位と成績以上の満足感がある。
初めての韓国は充実の4日間だった。仲の良いイ・ジョンウン6(韓国)と韓国料理を楽しんだ。「辛かった。ご飯がめっちゃ進む。赤飯みたいなご飯もあって、そのご飯ばっかり食べていた。また来たい」と振り返った。
次週は大会連覇がかかる国内ツアー「樋口久子 三菱電機レディス」(埼玉・武蔵丘GC)に挑む。「今週はパーオン率が高かった。持続させていきたい。ショットでチャンス作れるように頑張りたい。予選通れるかな」とおどけた。前年大会以来となる国内ツアー7勝目に期待がかかる。(韓国江原道/玉木充)