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2022年 BMW女子選手権
期間:10/20〜10/23 場所:オークバレーCC(韓国)

「あの子強ええ、宇宙人だわ」 渋野日向子が感嘆した“エッティ”

◇米国女子◇BMW女子選手権 事前(19日)◇オークバレーCC(韓国)◇6726yd(パー72)

渋野日向子は前日に18ホールを確認し、この日は練習場で汗を流して最終調整した。

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今季から同じく米国を主戦場とする1歳年下の22歳、古江彩佳の存在が大きな刺激となっている。ともに米ツアーのルーキーだが、古江は帰国直後の前週の国内ツアー「富士通レディース」で大会連覇を果たした。

「エッティ(古江)、あの子強ええ。あの子のメンタリティは本当に勉強になる。あんだけの連戦でやっているし、帰って勝って。宇宙人だわ」と舌を巻いた。

もっとも、自身の状態にも手応えはある。2週前の「LPGAメディヒール選手権」で6戦ぶりトップ10となる8位に入った。「グリーン上で頑張っていた。アイアンも距離感が分かってきたし、全体的にマシなゴルフができた」と納得の表情だ。

今週は初めての韓国。予選落ちなしの4日間だが、「でっけーグリーンで傾斜もやばいし、転がる。どこのフローリングなん、みたいな。難しいですね」と厳しい表情。朝は気温0度近くまで冷え込むだけに寒さ対策も怠れない。

会場はスキー場が隣接されているコース。「アップダウンがすごい。きのう9ホールで18ホールぐらい回った感じだった。それなりにドッグレッグもある。傾斜もあるし、速いし硬いし全部頑張らないといけない」と警戒した。

帯同の藤野圭祐キャディによると、9月の国内女子ツアー「日本女子プロゴルフ選手権」が開催された京都・城陽CCに近い険しさだという。

米ツアーも残り4戦。こだわる数字がパーオン率で、ここまで69.64%(全体69位)とあって「70%ぐらいまで持っていけるようにしたい。コツコツ頑張りたい」と力を込める。攻めるゴルフが持ち味だが、メリハリを利かせて2019年の海外メジャー「AIG全英女子オープン」以来となるツアー2勝目を目指す。(韓国江原道/玉木充)

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