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2022年 LPGAメディヒール選手権
期間:10/06〜10/09 場所:レイクマースドGC(カリフォルニア州)

笹生優花は9カ月ぶりトップ5 上がり5ホールで4バーディ

◇米国女子◇LPGAメディヒール選手権 最終日(9日)◇サティコイGC(カリフォルニア州)◇6551yd(パー72)

6打差6位から出た笹生優花が、最終ホールまで優勝争いに食らいついた。後半にかけて差を縮め、14番(パー5)でバーディを獲って3打差。上がり3ホールの追い上げは圧巻だった。

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16番で1mを決めたのを皮切りに、17番で3mをねじ込み通算13アンダー。この時点でトップと2打差、最終18番(パー5)でイーグルを獲れば首位に並ぶ。自分の順位はハッキリとは分からなかったが、優勝を競り合うグループに入っているのは自覚していた。第2打の前にじっくり時間をとった。

イーグルを目指して2オンを狙ったショットはグリーンの右に外れたが、そこからピンそば4mにつけてバーディパットをねじ込んだ。キャディとグータッチを交わして通算14アンダーでホールアウト。後ろの最終組、ジョディ・ユワート・シャドフ(イングランド)が最終ホールをパーで終え、優勝には1打届かなかったが今季自己ベストの単独2位に入った。

5位以内に入ったのは1月「ゲインブリッジLPGA」以来、実に9カ月ぶりだった。今季20試合目を終えて、トップ10入りはこれが3度目。ポイントランキングを31位に上げても、前週までの19試合は自分で満足できない戦績だった。7回の予選落ちに、「(出場した試合の)半分くらい予選落ちと感じるくらい、本当によくないこと」と、もどかしさを感じていた。

「そういう中でこそ、いろいろ学べたこともありました」と経験を積みながら、9月「Danaオープン」から5試合連続で予選通過。2試合前の「ウォルマート NW アーカンソー選手権」は2位で最終日を迎えるなど、悔しい経験がシーズン終盤でようやく実を結ぼうとしている。

「次につなげられるように、また練習しないと」。最終戦まで残り4試合を駆け抜ける。(カリフォルニア州ソミス/谷口愛純)

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