ミスしたティショットがトラブルになることが多かった

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 初日（23日）◇ピナクルCC（アーカンソー州）◇6438yd（パー71）

夕日が差す18番（パー5）、1Wショットはフェアウェイをとらえて2オンを狙える位置に落ちた。3Wを振り切った第2打をグリーン右手前ラフまで運び、アプローチを寄せてバーディフィニッシュ。スコアをイーブンパーまで引き戻したが、「もったいない」とティショットのミスが後を引く一日だった。

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影が長くなる時間までプレーしました

渋野日向子がこの日フェアウェイを外したのは3ホール。数字で見れば悪くないが、外したホールでことごとく苦戦した。「スタートホールからダメダメだった」と1番は右に曲げ、木に邪魔された2打目は出すだけのボギー発進。後半は12、13番と続けてフェアウェイを左に外し、そこから再び木に行く手を阻まれ3連続ボギーが出た。

「でこぼこな感じ」とショットに苦戦しながら、ショートゲームに助けられた。前半2番（パー5）で手前からチップイン、3番、6番（いずれもパー3）と微妙な距離を沈めてバーディを奪った。5バーディ、5ボギーの「71」でホールアウト。「なんとか最後で獲り切れたので、とりあえずは良かった」と、ほっと息をついた。

噴水をバックに涼し気

イーブンパー89位と予選カットラインが気になる位置。「本当にビッグスコアを出さないと通れないので、しっかり攻めていけるように頑張りたい」と、3日間の短期決戦に気合を入れた。（アーカンソー州ロジャース／谷口愛純）