畑岡奈紗が2勝の3日間大会 古江彩佳、渋野日向子ら日本勢6人が出場
2022年 ウォルマート NW アーカンソー選手権
期間:09/23〜09/25 場所:ピナクルCC(アーカンソー州)
上原彩子の長い一日 9回目のアーカンソーに「問題ない」
◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 事前情報(21日)◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6438yd(パー71)
少しくらいのハプニングは、「まあ、問題ないです」と受け流す。アーカンソーは今年で9回目の出場。上原彩子はゆったりと練習グリーンで球を転がしながら、長い、長い一日を過ごしていた。
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金曜日(23日)に開幕する3日間競技の本大会は、水曜、木曜の2日間でプロアマ戦が組まれている。開幕2日前のこの日、控えのプロに選ばれた上原は、午前11時に会場に来て最終組がティオフする午後2時ごろまで待機。例年ならプロアマスタート前の早朝にプレーできていたが、今年はそれが認められず、コースを回れるのは全組ハーフターン終了後の午後5時30分ころになった。
あすの開幕前日は練習ラウンド自体ができず、コースで最終調整が行えない。それでも9回目の挑戦となれば戦い方も知っている。火曜の練習ラウンドでコースの感触もつかめた。「短いホールもあるので、そこでいかにバーディを重ねていくか。毎年バーディ合戦になるので、グリーン上の勝負になる」と話す。
昨年ツアーを離れていた分の公傷制度で、今季に持ちこされた8試合もこれで半分。復帰3戦目の先週は44位で終えたが、首位発進を決めて2週連続で決勝に残るなど少しずつ来季のシード獲得に近づいている。
10月「メディヒール選手権」まで出場予定。残り2試合は、このあとの結果次第で決めるつもり。「できるだけバーディを獲って、来年もしっかりこのツアーに戻って来れるように結果を残したい」と力強く話した。(アーカンソー州ロジャース/谷口愛純)