【’11年11月第4週】高山忠洋、全美貞の優勝パター
「セントアンドリュースが楽しみ!」横峯&上田&佐伯が英国大使館に現わる
昨日行われた「ニチレイPGMレディス」終了時点で、今年の「全英女子オープン」の出場者が確定した。優先順位1番の全美貞(韓国)が欠場を正式に表明したため、賞金ランキング順で上田桃子、不動裕理、横峯さくら、大山志保、佐伯三貴の5名となった。
そして、翌18日に英国大使館で「全英リコー女子オープン」の招待状授与式が行われた。今年の大会から冠スポンサーとなる株式会社リコーの取締役専務執行役員の吉田勝美氏と主催のLGU(The Ladies Golf Union)の代表、レズリー・バーン女史が冒頭で大会についての挨拶を行った。
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この大会は1976年から始まり、84年には岡本綾子が優勝を果たした。その後94年から米国LPGAツアーとの共催になり、2001年からメジャー競技に加わった。そして今年、この大会がゴルフ場の聖地「セントアンドリュース」オールドコースで開催されることになったのだ。
そして、選手に対する授与式となったが、出席したのは上田、横峯、佐伯の3名。この会自体は任意での参加となっていたため、不動、大山は所用のため欠席となったがコメントを寄せた。記者会見に応じた3名を含め全員が、一様にセントアンドリュースでプレーできることの嬉しさを表現。
中でもテレビ番組の収録で、以前にセントアンドリュースをラウンドしたことがある横峯は「17番ホールが印象的です。本当にホテルに向かって打たないとフェアウェイを狙えないので驚きました。あと、トミーズバンカーですね。本当に深くてボールを出すのが精一杯という印象です」と感想を話す。
日本人選手としては、上記5名と、昨年の大会で9位(15位以内に与えられる)に入り、今年度の出場資格を既に有している宮里藍が出場する予定。女子の試合がセントアンドリュースで開催されるのは初めてのため、多くの選手にとって未知の領域となる。