「Danaオープン by マラソン」2日目リーダーボード
2022年 Danaオープン by マラソン
期間:09/01〜09/04 場所:ハイランドメドウズGC(オハイオ州)
最終盤に痛恨ダボで2打届かず 渋野日向子「1ホール以外は頑張ったけど…」
◇米国女子◇Danaオープン by マラソン 2日目(2日)◇ハイランドメドウズGC(オハイオ州)◇6598yd(パー71)
渋野日向子が後半8番(パー3)のダブルボギーに泣いて、2打届かず予選落ちを喫した。「1ホール以外は本当によく頑張ったかなと思いますけど、(チャンスで)短いのを何個か外してしまいましたし、残念ですね」と全身から感情があふれた。
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初日87位の出遅れから前半で2つ伸ばし、予選通過圏内で迎えた8番は139yd設定のショートホール。「いいショットだった」と感触は悪くなかったが、アゲンストと読んだ風が思ったより吹いてなかったのか、右奥のカラーまで飛んでラフにこぼれた。「飛び過ぎてビックリした。ショックですね」。奥からギリギリを狙った寄せはキャリーが足りずに3オン2パット。一気にカットラインの外へはじき出された。
後半もしぶとくスコアメークしていただけに、もどかしさが募る。3番は手前から狙いにいったようなアプローチを2m以上オーバーさせたが、返しを沈めてパーセーブ。4番も1Wを左に曲げながら、フェースを開いて高さを出したセカンドで木の上を通して難なく2パットのパーを拾った。
6番(パー3)は右ピンに対してUTで1m強に絡めるスーパーショットを披露した。「あそこで入らんかったら、どうするんだよって感じ」とビッグチャンスを逃した自分にダメ出ししたのは、次の7番がパー5とはいえドローヒッター泣かせのロケーションでもあったから。緩やかな右ドッグレッグで、ティイングエリアの右前方には大きな木がせり出しているホール。左サイドギリギリに立った1Wショットは一直線に左ラフへ突っ込んだ。パーで切り抜けても、「きょうは7番で“してやられた”みたいな感じではありました」。タフなコースで4日間プレーできないことが悔しい。
4年ぶりにアイアンをチェンジして臨んだ一戦。「まだ自分の中で距離感を分かり切っていない感じかな」としつつ、その前段階としてここぞという局面でのジャッジミスもあったと振り返る。「いいところは残しつつ、しっかり練習してまた来週にいい状態で臨めるように頑張ります」。オハイオ州での連戦となる次週「クローガー・クイーンシティ選手権」(ケンウッドCC)に向けた糧とする。(オハイオ州シルバニア/亀山泰宏)