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3連続バーディから6ボギー 渋野日向子は体調とも闘い薄氷の通過

◇海外女子メジャー◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 2日目(24日)◇コングレッショナルCC(メリーランド州)◇6894yd(パー72)

15位から出た渋野日向子は3バーディ、6ボギーの「75」とスコアを落とし、通算3オーバー54位のカットライン上で予選を通過した。

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滑り出しはチャージを予感させるプレーを見せた。2番(パー3)で2mを沈めてバーディを先行。3番もピン奥から3mを流し込み、4番では手前からチップイン。3連続バーディで一気に上位に迫ったが、5番でピンに近いバンカーからセーブに失敗。グリーン左からのアプローチが土手を越えられなかった7番(パー3)でもボギーを喫した。

午前8時6分のスタート時は快適だったコースも徐々に蒸し暑さが厳しくなっていく中、前日に続いて氷のうを脇に挟んだり、首筋や頭頂部を冷やすシーンが目立った。開幕前の猛烈な暑さで疲労も蓄積していたというコンディションは、まだまだ回復途上の様子。前半のバーディも187ydの打ち上げとなる2番のティショットで7W、411ydのパー4となる3番もセカンドで3Wを握るなど、本来の飛距離ではないことをうかがわせた。

後半は15番までに3ボギーをたたき、背後の予選通過ラインが気になるポジションまで後退。厄介なライからのセカンドとなった17番は左奥から右手前のピンへの寄せで1.5mほどのパーパットを残しながら、しぶとくセーブ。左ラフからレイアップを強いられた18番でボギーフィニッシュとしたが、週末への切符は死守した。

パーオン率は前日88.89%(16/18)から50%(9/18)となり、苦しかった1日を象徴する数字に。それでも、「全米女子プロ」は2020年の初出場から3大会連続の決勝ラウンド進出を果たした。必死の戦いでひとつでも上を目指す。(メリーランド州ベセスダ/亀山泰宏)

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