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2022年 JTBCクラシック presented by バーバゾル
期間:03/24〜03/27 場所:アビアラGC(カリフォルニア州)

渋野日向子は米ツアーワースト“80” 「ミスが多くてどうしようもなかった」

◇米国女子◇JTBCクラシック presented by バーバゾル 最終日(27日)◇アビアラGC (カリフォルニア州)◇6609yd(パー72)

28位スタートの渋野日向子は1バーディ、7ボギー1ダブルボギーの「80」と崩れ、通算3オーバー72位と大きく順位を落として米本土の初戦を終えた。2016年にアマチュアで出場した「日本女子オープン」2日目に「86」、2019年「KKT杯バンテリンレディス」初日に「81」を打ったことはあるが、米ツアーでは自己ワースト。「悔しい結果になって、すごく残念。自分のミスが多くてどうしようもなかった」と受け止めた。

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気持ち良く1Wを振り抜いた1番でファーストパットをショートさせて、3パットボギーが先行した。「朝からちょっとパットの感じが合っていなかった。距離感もだし、きのう上りで引っかけているのを意識しながらやっていると、またちょっと(フィーリングが)変わってきちゃって。気持ち悪かったんですけど、結局最後まで合わず…」

厄介なポアナ芝が惑わせるグリーン上の不安が増し、3日目までのゴルフを支えてきたショット面にも波及した。2番は1Wを深い左ラフに曲げて連続ボギー。手前からチップインを流し込んだ3番(パー3)で唯一のバーディを奪うも「(流れを)切れたつもりだったんですけど、やっぱりそういうわけにもいかんかったですね」。5番(パー5)で3打目を大きくオーバーさせてスコアを落とすなど、「ウェッジで結構ミスしてしまった。チャンスにつけなきゃという思いとか、力んじゃったりで、同じようなミスが多かった」と振り返る。

後半も10番(パー5)で1Wショットを左の池に入れる苦しい流れ。13番でダブルボギーをたたくと、1オンに成功した16番は3パットのパー。「(こういうラウンドを)何回やるんやって感じだけど…なかなか難しいですね」。17番もチャンスを作りながらカップの左を抜け、4日間パー5でバーディを奪えず悔しさがあふれた。

次戦はメジャー初戦「シェブロン選手権」。昨年跳ね返された硬いグリーンは難敵だが、芝質が変わるのはパッティングのプラス材料とも言える。「そこは自分のせいにできる!」と思考を切り替え、大舞台へ挑む。(カリフォルニア州カールスバッド/亀山泰宏)

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