ショットがさえた渋野日向子は5アンダー17位で発進(Thananuwat Srirasant/Getty Images)

◇米国女子◇ホンダ LPGAタイランド 初日（10日）◇サイアムCC（タイ）◇6576yd（パー72）

ツアーメンバーとして臨む2戦目、渋野日向子は5バーディ、ボギーなしの「67」と今季初のノーボギーで回り、5アンダー17位で滑り出した。

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序盤の2番でピン左2.5mにつけてバーディを先行した。2オンした7番（パー5）、1m強につけた9番でもバーディを重ねた。3アンダーで折り返した。後半は13番で下り4mを沈めると、17番では1.5mにつけてさらにスコアを伸ばした。

中継局WOWOWのインタビューで「きょうはずっとチャンスについていたので、5アンダーが出て当然っていう言い方もおかしいですけど、『出るよな』っていうゴルフができていたと思う。要所要所で危ない場面はありましたけど、何とか乗り切ってノーボギーで回れたのはすごくうれしかった」と振り返った。

前週の「HSBC女子世界選手権」の最終日から良い流れが続いているといい、「アイアンショットが特に良かったと思うので、これだけチャンスにつけることができると本当に自信になる」と手応えを口にした。

一方、パッティングについては「（ラインの）読み間違えがかなり多かった。ミスパットで外すというのは少なかったので、あとはラインが読めてタッチが合えばっていうところかな」と語った。

首位と4打差で迎える2日目に向けては「4日間ビックスコアを出さないとこの大会は上位に食い込めないので、あしたもいいスコアを出せるように頑張りたい」と意気込んだ。目標スコアは「あした（2日目）までに2桁アンダーはいかないとダメだと思うので、2桁にもっていけるように目標は高く頑張りたい」と力を込めた。